2011年12月18日日曜日

ニューヨーク旅模様②~いろいろ編

さて、今回の旅はライブをたくさん見るのもそうですけど、
一番の目的は来秋の留学に向けての学校見学。
とは言え、まだ何も決まってなくて、
これからオーデションと書類審査があります。

ただ、現地の学校の雰囲気とかを知らないまま行くのは
リスクが大きいと感じていたし、
実際に先生とメールのやりとりをしながら、
一番いいのは実際に来て見て確かめることだと言われていたので、
今回、貯めたお金はたいて(泣)、行くことにしたわけです。

僕が今出願しているのは、
ニューヨーク州とは言えマンハッタンから北に離れた場所にある
Purchase College, State University of New Yorkという学校です。
ニューヨークの州立大学の一つです。
マンハッタンには電車とバスを使って1時間強かかりました。
田舎で周りには何もないけど、
これならむしろ音楽に集中できるなと思いました。

何しろ教えてる先生が豪華で素晴らしい。
サックスで言えば、Jon Gordon、Steve Willson、Eric Alexander、Ralph Lalama。
僕にとってはとても魅力的なメンツで、全員大好きだしリスペクトしているミュージシャンです。

今回の旅ではジャズ科の学科長であるベーシストのTodd Coolmanと面会できました。
いろいろな話ができて、パーソナルなやりとりができました。
しかも一緒に演奏までしました。もちろん僕の実力測定をしたかったのでしょう。
彼がピアノを弾き、デュオで2曲ほど演奏しました。
演奏後、たくさんのコメントをいだだきました。
自分でも驚くくらいの好評価で、手応えをつかむことができました。
勝手な感覚ですが、
1時間ほどの時間で互いの信頼みたいなものが生まれたような感じがしました。
彼が偉大なプレイヤーであることは知っていましたが、
それと同時に素晴らしい教育者であることがひしひしと伝わってきて、
この人の下でなら、自分は成長できるに違いないという感覚を抱きました。

そして学校内ではジョン・ゴードンにも会いました。
彼にはいくら感謝しても足りません。僕をパーチェスへ引き入れてくれた人。
忙しいところをお願いして1枚パシャリ。
僕よりも小柄なんです。でも音は凄いんです。
もっと日本でも知られるべき存在だと思います。
残念ながらYouTubeには彼の凄い演奏はあまりアップされてないですけど、
以下のインタビュー中ちょこっと出てくるパフォーマンスは音質も良くオススメ↓
ほんとにちょこっとだけですけど。全部見せてくれよ~!


他の大学もいくつか見学しましたが、
やっぱり自分はパーチェスを選んで間違いないと確信したので、
まずはしっかり合格できるように準備を進めていこうと思います。

ここからはNY滞在中のいろんな写真を。
 

ニューヨークの驚くべき食事たち。
量とサイズが半端ない。噂には聞いていたが・・・。
これを平気で毎日食べているニューヨーカーたち、
残念ながらかなりの高確率でみんなお腹出てる。

自分はそうなりたくないけどなあ。





耐えきれず、吉野家に行ってみた。
そしたら牛丼の味は案外普通。
ただし肉:ご飯の比がおかしい。日本とは違う。
肉6ご飯4ってな具合。
サラダに至ってはなぜかドレッシングがどこにもなくて、
置いてあるのは醤油だけだから、仕方なく醤油で食らう。
みそ汁は味が薄すぎた。お湯入れすぎ・・・。



こんなこと書き連ねるとあれですが、ライブハウスで食べたSliderってのは美味しかった。
以下、怒涛のNYの風景

タイムズスクエア周辺で立ち尽くすお巡りさん

 エンパイアズテートビルの屋上から

地下鉄駅内でサックス吹く青年 

ブルックリン橋から眺めるマンハッタン橋

ブルックリン橋から眺める夕焼けの中の自由の女神

夜の街にそびえるエンパイアステートビル

こんな人々にも出会いました。
公園で練習していたらロングトーンについて熱弁してきたおじさん。
楽器はやらないそうだけど、言ってることは正しかったな。
クラシックが好きだそうで、ベートーベンとモーツァルトとマーラー聴けって言ってた。

土曜日に街を歩いていると、
クリスマスパーティーに向かうと思われるたくさんのサンタクロースに遭遇。
ほんと街中に溢れてた。
5秒後↓

みんなノリノリ

しかしサンタもやっぱりお金が必要なようで↓

時間があったので、ワールドトレードセンター跡地にも行きました。
早速、次の建物が建設中でした。恥ずかしながらこのことは知りませんでした。
あのままグラウンドゼロとして何も建てずに残しておけばいいのにと思うのは、
おそらく日本人的発想なんでしょう。
また新たに高層ビルを建てるというのは何ともアメリカ人らしいなと感じた。



長々と書き連ねてまいりましたが、そろそろこの辺で。
なんだかNY初めて感が出まくってますけど、一応2回目なんです(笑)
学生の時に一度観光で行ったんで。どうでもいいですけどね。

とにかく今は、練習なり英語の勉強なり、しっかりやらなくてはと思ってます。
思うだけじゃなくてしっかり実践しなくてはいけないですね。

それでは皆さん、楽しい年末をお過ごしください!

ニューヨーク旅模様①~ライブ鑑賞記

ニューヨークから帰ってきて、明日で早1週間。
この1週間は、これでもかってくらい時差ボケに悩まされました。
時差ボケなめてました。

それでは早速、写真とともに旅を振り返ってみます。

まずはライブ。夜は毎晩のようにマンハッタン内のクラブに行ってライブ見ました。
よく言われることですが、どこかしらで凄い人たちが毎晩見れるし、チャージも安い。
着いた初日はBobby Avey Quartet。
いきなりアルトの最強若手ミゲル・ゼノン様を見てしまった。

ゼノン以外、全員ぶれてるけど許してください。今後こういう写真多いです(笑)
ボビー・アビー(正しい読み方知らない)は、日本ではまだほとんど知られていないが、
今年のモンク・コンペの作曲部門で優勝した25歳の超新星ピアニスト。
その名に恥じない、独特のオリジナル曲を誰にも似ていないスタイルで弾いていた。
一言、新しい。
ゼノンはというと、生で初めて聴いたが、とにかく熱っぽくストーリーを語る。
生で聴くとやっぱりあのビブラートが印象に残る。想像していた通りすごかった。

次の日は名門ビレッジ・バンガードにてVanguard Jazz Orchestra。
当初は違う所に見に行くつもりだったが、
この日急遽ジョン・ゴードンがトラで出演すると本人からメールで知らせが来たので
興奮して直行。
ビレッジ・バンガード内では写真が取れないので外見だけ↓

2セット見れて35ドルのチャージ。安い!!お得すぎる。
この日のメンバーはトラが多かったけど、No Problem!さすがにかっこいい。
2セット目なんてサックスセクションの真ん前で見れて最高でした。
我が師、ジョン・ゴードンのソロも冴えまくってたな~。

そして翌日、リンカーンセンターのディジーズクラブへ。
Billy Hart Quartet。これが本当に本当に凄かった!今回見たライブで一番感動した。
メンバーはBilly Hart(dr)、Murk Turner(ts)、Ethan Iverson(pf)、Ben Street(ba)。
継続して活動してるバンドだけあって、息が合いまくり。
音楽の作り方を全員が心得ている。ジャズが完全に芸術と化している。
緩急や強弱といった展開がごく自然にしかも超ダイナミックに展開される。
それでいて破綻することなく、コントロールされてる。全員の音色と唄心が圧倒的。
メンバー同士で自然に聴き合えて互いを尊重できてるのがわかる。
言い出したらきりがないです(笑)
聴けて良かった。あんな風に音楽作れるようになりたいです。
残念なことにピンボケ。
涙が出るほど残念なことにピンボケ。 なので二日後にもう一度見に行った、ウソウソ。もう一度聴きたいから見に行きましたよ!
そしたらまたしても(泣)みなさんごめんなさい。
写真上手くなりたいです。誰か教えて~。
でもマーク・ターナーとの2ショットはちゃんと撮れました↓
ていうか撮ってもらいました(笑)

彼は想像していた通りの紳士でした。ありがとう、Mark。
徐々に旅の疲れもたまってくる中、今しかないんだと奮い立たせ、
最終日、帰国前夜はライブを二つはしごしました。
そしたら、ライブ中眠くなりすぎてヤバかった。一番前で目の前で聴いてるのに。
それでも耳だけは起きてたので大丈夫。
まずはスモークにてEddie Henderson Quintet。

この日はマイルス特集。お馴染みの曲がパワフルに演奏された。
それもそのはず、ドラムはカール・アレン。ピアノはデビッド・キコスキー。
ベースのダグ・ワイスもぶっとい音してた。
そしてテナーのウェイン・エスコフリー。太い音で吹きまくっておりました。
プレイも出で立ちも男前でした。

エディーさんはほんとドクターって感じ。
白衣に聴診器似合うんだろうなーと想像してしまった(笑)

二件目は10時から始まるスモールズでのギグ。Billy Drummond Quartet。
こんな時間でもお客は超満員なのが凄い。
ビリー・ドラモンド!

ダニー・グリセット!大人の佇まい。
ジェレミー・ペルト!
デカイ、そしてやんちゃな笑顔が素敵でした。

ジョー・マーティン!ごめんなさーい。またやってしまった。
この人、弾くときに体が揺れまくっていて、何度かトライしたけど全てピンボケ。言い訳。

というわけで、幸せな1週間でした。
ライブにおける音楽的内容はさることながら、
何しろどこ行ってもいつ行っても、お客が満員なのが驚きでした。
これがNYの凄さなんでしょうか。

2011年12月3日土曜日

明日からニューヨークに行きます!

昨日のジャズマルでのライブに来ていただいた皆様、
どうもありがとうございました!
いろんな方に来ていただき、久々にお会いした方もいて楽しい時間でした。

そしてジャズマルが僕の特集と銘打ってブログを書いてくれてます。
ぜひ読んでみてください!!
http://jazzmal.exblog.jp/15047837/
昨日のライブのことは、また後日自分でもちゃんと報告するとして、
取り急ぎお伝えすることが一つ。

明日から1週間ニューヨークに行きます!!

主な目的は出願している学校の見学に行くこと。
コンタクトをとっていた先生に会ったりもする予定。

夜はライブを見たり、セッションに行ったり、とにかく満喫してきます。

なんだかんだ一人で海外に行くのは初めてだし、
ニューヨークも一度行ったことがあるとはいえ、
楽器持っていくのは初めてなので、それはもう楽しみでなりません。

というわけで、もしも12/11まで私に連絡を頂ける際には
kazuki_yamanaka@yahoo.co.jp
にメールを頂ければ確実です。

ニューヨーク滞在の模様もまた掲載するつもりですのでお楽しみに!
それではまた。

2011年11月28日月曜日

初挑戦のクインテット

おとといのジャズマルに来ていただいた皆様、ありがとうございました!

初めて挑んだクインテットでしたが、楽しくできたと思う一方、
いつもとは違う難しさにも出会って、
これっきりではなく、やるからにはこの編成も継続していくべきだなと感じました。

普段のカルテットではできない興味深い曲にいくつもチャレンジできて
面白かった一方、そこでまた自分の限界も見えてきた。
早く次の一歩を踏み出さないといけないな。

<1st Set>
①Killer Joe (Benny Golson)
②Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
③Reflection of Your Flowers (Shin Araki)
④The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
⑤Chick's Tune (Chick Corea)
<2nd Set>
①Something Cute (Lee Morgan)
②Ceora (Lee Moragan)
③Fotografia (Tom Jobim)
④Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤On the Sunny Side of the Street (Jimmy McHugh)

最近は、留学準備にまつわる雑多なことに追われ、
(とは言えきちんと済ませないと行けないことばかり)
思うように音楽に集中できない日が続いているのが何とも歯がゆい。
こんな状況下でも、いいパフォーマンスができるようにしないと!

さて、今週もライブが続きます。
デュオが2回とカルテットが1回。
何とかもう一曲オリジナルを新しく仕上げたいなあ・・・時間との闘い。

ともかく今年最後のライブですので、ぜひ聴きに来てください!

2011年11月26日土曜日

本日のライブは20時スタートです

今日11/26(土)はジャズマルにてクインテットでライブです!
普段はできない曲にたくさん挑戦しますよ。楽しみです。

ところで、当初19:30スタートと告知していましたが、
バンドの都合により、
20:00スタートになりましたので悪しからず。

オープンは予定通り19:00です。

南与野ジャズマル http://saxyuq.com/jazzmal/home.html
(JR南与野駅より徒歩5分)
住所 : 埼玉県さいたま市中央区鈴谷2-781-2
TEL: 048-749-1233(予約はこちらから)
地図↓
心よりお待ちしてますよ~!!!!!

2011年11月19日土曜日

年内最後のライブ!ぜひ聴きに来てください

先週のさいたま市文化センターのコンサートに来ていただいた皆さま、
遅ればせながら、ありがとうございました!

普段は小さなライブハウスでやることがほとんどなので、
広いホールで吹かせてもらい、とても気持ちよく演奏できました。
共演者の御二人にも感謝しております。

自分は、この浦和という場所で生まれ育ったわけですが、
それこそ幼稚園児だったころの知り合いの方などにも来ていただき、
10年以上あるいは20年近くぶりにお会いした方もいて、感慨深いものがありました。

さて、この先リーダーライブが続きますので、そちらのお知らせを。

●11/26(土)
@南与野ジャズマル
19:00オープン
20:00スタート
チャージ2000円
山中一毅クインテット
女性トロンボニスト兼ボーカリストの上杉優さんをお招きし、クインテット編成に初挑戦です。
2010年のスイングジャーナル誌人気投票で
トロンボーン部門17位にランクインした素晴らしいプレイヤーです。
二管編成ならではのハードバップ・アンサンブルや
優さんの素敵な唄声をフィーチャーしたボサノバまで、幅広くやりますよ!
もちろん自分のオリジナルもやるつもりです。

●12/1(木)
@南与野ジャズマル
12:30スタート
13:00オープン
ノーチャージ(投銭歓迎)!
●12/2(金)
@さいたま市中央区役所ロビーコンサート
12;15スタート(~13:00)
入場無料!
山中一毅&二見勇気デュオ
二日連続で、場所を変えてピアノとのデュオやります。
どちらもタダで聴いていただけますので、お気軽にどうぞ!
スタンダードからクリスマスソングまで、耳馴染みのある曲をリッチに演奏しようと思います(笑)

●12/2(金)
@南与野ジャズマル
19:00オープン
20:00スタート
チャージ1500円
山中一毅カルテット
夜はジャズマルに戻って、お馴染みのカルテットです。
オリジナルを中心に、さらなる進化を目指します。
聴き応え十分の心に染みるジャズをお届けします。
年内最後、お聴き逃しなく!


というわけで、よろしくお願いします!!

2011年11月4日金曜日

突然舞い降りた空想

風呂に入っていたら、
時間とか年齢とかっていうものは
そもそも相対的なものでしかないという、当たり前の事実にふと思いをめぐらせた。
時という概念に縛られない世界がどれだけ自由で楽しいものかと想像したら、少しワクワクした。
けど風呂から出てきて思ったのは、
結局それがなかったら自由すぎて何もできないのかもしれないという弱気な考えだ。
しかしそれでもなお、時に縛られない世界はきっと今より素晴らしいに違いない。
少なくとも自分にとってはスリリングでエキサイティングな世界が展開されるに違いない。

そしてそもそも、この現世においてさえ
自分は本能的にそういうスリルや興奮を求めて生きているのだと今認識した。

自由の中に自分の身を置きながら
どれだけ自分を追い込めるのか。

これぞ自分にとっては人生の醍醐味?

さて、今のこの気分なら後期コルトレーンを聴ける気がする。
今しかない!


と思って聴いてみたけど
駄目だっだ(笑)

こっちはまだいけるかな↓

2011年10月30日日曜日

イタリアンとイングリッシュな一週間でした

遅ればせながら火曜日のイタリアンレストランでのライブ報告です。
お待たせしてすみませんでした!
見に来ていただいた皆さん、ありがとうございました。

今回はやり慣れたスタンダードを中心に、たくさんやりました。
1セット6曲はやはり少し多かったかな、
と思いつつやれるだけやっちゃおと思ってやっちゃいました。
楽しかった~。
レストランとは言え、音響も良くてすごく気持ちよく演奏できました。
しかも美味しいパスタとピザとサラダと、終演後のビール付き!

この店で働く小学校の同級生、ヒデチンこと横田君をはじめとするお店の方に感謝。。
いつもライブに来てくれる方にもほんと感謝しております。

ところで、今回初めて演奏した「アルフィー」はやっぱりいい曲でした。
昔から好きな曲でしたが、実際演奏するのは人生初でした。
今後レパートリーに加えていこうと思います。

<1st Set>
①Stella By Starlight (Victor Young)
②All Of Me (Seymour Simons)
③You Don't Know What Love Is (Gene de Paul )
④Lady Bird (Tadd Dameron)
⑤Whisper Not (Benny Golson)
⑥Blue Monk (Thelonious Monk)
<2nd Set>
①Someday My Prince Will Come (Frank Churchill)
②Autumn Leaves (Joseph Kosma)
③Just In Time (Bronisław Kaper)
④Alfie (Burt Bacharach)
⑤Time After Time (Sammy Cahn & Jule Styne )
⑥Dexterity (Charlie Parker)

さて最近は、
ニューヨークの音大に入学するための志願がそりゃもう大変で、
毎日ネット上の英文と格闘しています。
そもそも入学意志が固まったのが2~3週間前のことで、
そこから調べたら志願の締め切りが迫っていることに気づき、
今まさに大慌てで準備を進めているという状況。

一番ヤバいのはTOEFL。これははっきり言ってかなりヤバい。
iBTってやつで120点中80点以上が求められる。うぉー、発狂しそう。。
けど、何を言ってもしょうがないのでとにかく頑張ります!

一つ朗報としては、前にも紹介したジョン・ゴードン氏が推薦状を書いてくれることになった!
快く引き受けてくれた。こりゃもうかなり心強い!
あとは自力で何とかするしかない。まさにJust Do It!

バカラック本人よる弾き語り「アルフィー」。
これは泣ける。

2011年10月10日月曜日

2つのカルテットライブ終了

南与野ジャズマル、池袋インディペンデンスでの
立て続けのカルテットライブを終えました。
たくさんの方に来ていただき、本当にありがとうございました。

何しろ、2回とも素晴らしい共演者に恵まれて
とても楽しい気分で演奏できました。
さらに上を目指してまた精進を続けなくてはと思います。

タイトルの決まっていなかったオリジナル曲で
オール・ザ・シングス・ユー・アーの進行で書いた曲に
「トーテムポールの鼻」というタイトルをつけたのですが、
何だか受けが良かったようです。
なんでこんなタイトルをつけたかはライブのMCでお話ししますので
知りたい方はぜひ一度聴きに来てください(笑)

セットリストは両日とも同じです↓

<1st Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②A Foggy Blue (Kazuki Yamanaka)
③Autumn In New York (Vernon Duke)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤My Shining Hour (Harold Arlen)
<2nd Set>
①Totem Pole's Nose (Kazuki Yamanaka)
②The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
③Invitation (Bronisław Kaper)
④Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤Cute (Neal Hefti)

今後のライブ予定は

●10/25(火) @武蔵浦和サムシング・ベッラ・ジョイア
イタリアン・レストランでのノーチャージライブです!
小学校時代の友人がこのお店のシェフとして働いてる縁で実現しました。
ここの食事は超美味しいので、夕食がてら気軽に聴きに来てください。
普段とは違うギターとべースとのトリオでスタンダード曲をお届けします。
(「東京銘曲堂」というバンドのイメージです)

●11/26(土) @南与野ジャズマル
お馴染みジャズマルで、今回は初クインテットです!
素晴らしいトロンボーン奏者かつ女性ボーカリストの
上杉優さんをお招きします!!
2管アレンジにも挑戦してみるつもりです。
ハードバップからボサノバまで幅広く演奏します。

●12/2(金) @南与野ジャズマル
偶数月第一金曜日、恒例のカルテットライブです!
こちらはオリジナルを中心にバンドサウンドの熟成を目指します。
やるたびにいいサウンドになってきてます。
新曲も作ろうと思ってますのでお楽しみに!

都内でのライブは年明けてからの予定ですので、
しばしお待ちください。

それでは今後ともどうぞよろしくお願いします。

2011年10月6日木曜日

今日はデュオでした、明日と明々後日はカルテットです

今日はピアノの二見君とお昼のデュオでした。
来ていただいた皆さん、いつもありがとうございます。
お昼のデュオの後はいつもそのままバイトに直行するので、
さすがに今日は疲れたあ。
しかしそんなことも言ってられない。なぜなら明日はカルテットのライブだから。

今日の演奏はムズ楽しかった。こんな言葉がピッタリ。
しかしライブのたびに、自分の足りないところにたくさん気づく。
自分の目指すべき所に少しでも近づいたかと思いきや、
また遠ざかっていくような感じ。
でも、これが楽しくてやってるような所もある。
ちょっと恐ろしいけど、一生これが続くんだろう。
とにかくもっとうまくなりたい、今はただそれだけ。

ところで最近、
ニューヨークにいるアルトのジョン・ゴードンのレッスンを2回受けた。
日本では知名度が低い人だけど、
1996年のセロニアス・モンク・ジャズ・コンペティションで優勝してる超実力者。
最近自分の一番のお気に入りであった彼が、
今回たまたまベニー・グッドマン・オーケストラの一員として来日していたので、
ウェブサイトに載ってたメールアドレスに突撃メールを送って、
レッスンしてもらえる運びとなった。

素晴らしくためになる内容で、何よりやるべきことが明解だった。
そして当たり前のことを当たり前にできるようになることの重要性を痛感。
(そう言えばバリー・ハリスのワークショップの後も同じことを感じた)
そして何より英語力を何とかしないとヤバいと痛感。
やるべきことが増える一方で吐きそうになる。。やるぞ~!!

今日のデュオのセットリストは↓
<1st Set>
①Stardust (Hoagy Carmichael)
②Conception (George Shearing)
③No Moon At All (Redd Evans/Dave Mann)
④Bye-Ya (Thelonious Monk)
⑤Polka Dots And Moonbeams (Jimmy Van Heusen)
<2nd Set>
①My Shining Hour (Harold Arlen)
②Young At Heart (Johnny Richards/Carolyn Leigh)
③A Night In Tunisia (Dizzy Gillespie)
④Autumn In New York (Vernon Duke)
⑤Donna Lee (Charlie Parker)

そんでもって、
カルテットのライブ、ぜひ来てください!!
こちらはオリジナル曲を中心に、素晴らしい若手メンバーを演奏します。
素晴らしいって言葉を簡単に使うようだけど、
ホントに素晴らしいメンバーなんです。
初めての方も気軽にぜひ!!
ジャズを知らない人にも楽しんでもらえるステージを目指しています。
●10/7(金)
@南与野ジャズマル
(JR埼京線「南与野駅」より徒歩5分)
http://saxyuq.com/jazzmal/home.html
19:00オープン
19:30スタート
チャージ1500円
with 二見勇気(piano)・大塚義将(bass)・田村陽介(drums)

 
●10/9(日)
@池袋インディペンデンス
(池袋駅より徒歩5分) 
http://jazz-independence.com/frameset.htm
17:30オープン
18:30スタート
チャージ2100円
with 二見勇気(piano)・大塚義将(bass)・西村匠平(drums)


それではライブハウスでお会いしましょう。
お待ちしております!

2011年9月18日日曜日

フェイスブック始めました、スタンダード調べ尽くしました

ご無沙汰しております。

9月も半ばを過ぎたというのに、暑くて嫌ですね。
早く秋の涼しさがやってきてほしい。

ところで昨日、フェイスブックを始めました。
またたく間にいろんな知り合いに出会えて、ビックリしてます。
しばらく連絡をとってなかった高校や大学の友人が、
次から次へと出てくること出てくること。

ミクシィすら手をつけていなかった自分にとっては、
まさに浦島太郎状態。ちょっと違うか・・・。

ともかく、いろんな人と再会したので、
今度はライブに来てもらえるように声をかけようと思います。

ところで、この1週間、
自分のi-podの中に入っている全てのスタンダード曲から、
気になる曲(ライブで演奏したい曲)を全て洗い出すという作業を行った。
ライブの直前に慌てて選曲する状態から脱して、ある程度のリストを事前に作っておくためだ。

とはいえ、自分のi-podはクラシックなので大容量。
全部で7500曲(もちろん同じ曲の違う演奏も結構ある)を超える中から、
全てのスタンダード曲をチェックするのは当然一苦労。
もちろん、聴かなくてもわかる曲が多いから、全部を聴くわけじゃないが。
今回は400曲ほどが選ばれた。
それにしても、この作業を通じて改めていい曲がたくさん見つかった。
というより、世の中いい曲多すぎ!

「ジャズに名曲あらず、名演あるのみ」
なんて言葉があるけど、僕はそう思わない。

いい曲はいい。名曲は名曲。
曲が良ければそれだけで聴ける、なんてこともある。
選曲という作業は、ミュージシャンにとってすごく大事な要素だと思う。
僕はいい曲を厳選して演奏していきたいと思ってる。
厳選とは言え、やりたい曲は山のようにありますが。

この秋からは、デュオやトリオを始めたので、
スタンダードをやる機会が増えます。楽しみ!
皆さんもお楽しみにしててください。

2011年8月31日水曜日

明日からデュオ・プロジェクトがスタート!

明日はピアノの二見勇気君とのデュオです!

これから定期的に毎月第一木曜日のランチタイムにやります。
場所はおなじみ南与野ジャズマルです。
スタンダードばかりをやります。

目指すはスタン・ゲッツ=ケニー・バロンのピープルタイム!
といきなりかなり大口叩いてますが(笑)
それぐらいの心づもりでやりたいと思ってます。

お暇な方、お近くの方、ぜひお越しください。
ノーチャージなのでお昼ご飯を食べがてら、お気軽にどうぞ!

ところで、
直近のブログを読んで
僕が落ち込んでいるんではないかと心配してくれた方がいました。
お騒がせしてすみません。
落ち込んでるなんてことは全くありませんよ(笑)
自分に喝を入れたかっただけで、いたって前向きですから!
ご心配なく~。

極上の世界へようこそ↓

2011年8月27日土曜日

反省を糧に成長します

昨日は南与野ジャズマルでライブでした。

お客さんにたくさん来ていただき、今回も満席。
椅子を追加で出すくらい、店内は心温かいお客さまの熱気に包まれた。
ありがたい限りで、本当に感謝の限りである。ありがとうございました。

お客さんには楽しんでいただけたようで、
素晴らしい共演メンバーも口々に楽しかったと言っていた。
やりがいを感じるし、自分は恵まれていると感じる。

しかしながら、当の自分がおそらく一番楽しめていない。
もちろん楽しいっちゃ楽しいのだが、
それ以上に自分の演奏を不甲斐なく思ったり
不満に思ってしまうシーンが多すぎた。

ここしばらくライブを重ねていくうちに、
どんなライブをしたいのか、どんな共演者とどんな曲を演奏したいのか、
オリジナル曲のアレンジをどう工夫したらいいか
なんてことはかなり具体化してきたし、確実に進歩してると思う。

その一方で、自分個人の演奏にはいつもある種の困難を感じている。
簡単に言えば、思うようにいかない。やりたいことができていない。
要するに下手くそということだ。

極端な自己否定に陥っているわけではなく、
冷静に見て、自分さえもっといい演奏ができれば、
かなりいい音楽になるし、いいバンドになるし、いいライブになる。
ただそれだけなのだ。

つまり結論は簡単なこと!
上手くなればいいのさ!さあ日々精進、鍛錬。徹底してやるぞ!!

次のライブまでに必ず成長して見せます。
目的地にたどり着くには、小さな一歩を積み重ねるしかない。
そんなこと昔からわかってる。やるっきゃない。

<1st Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②A Foggy Blue (Kazuki Yamanaka)
③Alone Together (Arthur Schwartz)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤This I Dig Of You (Hank Mobley)
<2nd Set>
①無題(All The Things You Are Change) (Kazuki Yamanaka)
②The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
③Dexterity (Charlie Parker)
④Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤Cute (Neal Hefti)
(アンコール)Bye Bye Blackbird (Ray Henderson)

次回のリーダーカルテットは10月です!
10/7(金) @南与野ジャズマル
10/9(日) @池袋インディペンデンス

9月にはお昼のデュオも始まります。
9/1(木) @南与野ジャズマル

これからもよろしくお願いします。

2011年8月24日水曜日

明日はライブだよ、ジャズマルのカレーはうまいよ

明日は南与野ジャズマルにてライブです。
家からも近く、親しくしてもらってるほんとにいいお店です。
勝手にホームグラウンドだと思っちゃってます。

ここでのリーダーライブは2月以来。
久々で楽しみです!成長したところをお見せします。

山中一毅(alto sax)カルテット
二見勇気(piano)
金森もとい(bass)
大井澄東(drums)

8/25(木)
@南与野ジャズマル → http://saxyuq.com/jazzmal/home.html
19:00オープン
19:30スタート
チャージ1000円



ピアノの二見君はもはやおなじみ、最近ずっとお世話になってます。
ベースとドラムの二人はどちらも初共演ですが、
僕よりも年長の凄いミュージシャンです!
ほんと楽しみで、ウキウキしてます。
どれくらい凄いかって・・・百聞は一聴にしかずです!
お聴き逃しなく。

夜10時くらいまではやってますから、お仕事帰りでも気軽に立ち寄ってください。
チャージも格安ですし、ジャズマルの手料理は美味しいですし、寛げる空間です。
特にひよこ豆も入った辛口キーマカレーはオススメ。
あのカレーはレーズンが入ってても許せる(笑)
というかレーズンが欠かせないアクセントになっていると思う。

それではお待ちしてます!!

2011年8月20日土曜日

貴重な時間

先日の池袋インディペンデンスでのライブに来てくれた皆様、
ありがとうございました!報告が遅れてすみません。

お盆休みど真ん中で、前日まで集客やばいと思ってたら、
当日たくさん来ていただいて、ふたを開ければ満員でした。
しかも、ジャズを聴くのが初めてという知り合いも多い中で、
アンコールまで頂きました。心から感謝する限りです。

同じメンバーでやるのは2回目で、
お互いの息もあってきてとても楽しく演奏できました。
周りの3人に助けられ、触発されまくりでした。
終演後にもいろんな話をして、共有できることが増えた気がします。
継続していけば、すごいことになっていきそうな予感満載です。

そして、次回の池袋インディペンデンスは
同メンバーで10/9(日)に決定!
皆さん今から予定空けといてくださいね(笑)

<1st Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②Invitation (Bronisław Kaper)
③A Foggy Blue (Kazuki Yamanaka)
④The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
⑤Steeplechase (Charlie Parker)
<2nd Set>
①無題(All The Things You Are Change) (Kazuki Yamanaka)
②Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
③Caravan (Duke Ellington/Juan Tizol)
④Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤Cute (Neal Hefti)
(アンコール)Take The A Train (Billy Strayhorn)

ところで今日は、久々猛暑から解放されたので、
久々近くの公園のランニングコースを走ってきました。
この4月ごろから、週末に走るのが
ちょっとした習慣というか趣味になってます。

1周1キロのコースを3周するだけなので、
体力増強というほど気合は入ってません。
気分がリフレッシュできるのがいいんです。

特に走り終わってから、歩いて帰宅する15分くらいは最高の時間。
たったの15分がすごくゆったり感じて、
汗をかいたまま、無心の充実感みたいな気分に浸ります。
普段のせかせかした15分とはわけが違います。
その勢いで、今日は久々湯船に湯を張りつかった。気持ち良すぎ。

どこのオヤジのブログだ?って感じですが、
お許しください。

そして皆さん
8/25(木)は南与野ジャズマルにぜひお越しください!!

2011年8月13日土曜日

明日は池袋にてリーダーライブ、来てください!

右側に表示されている通り、
ツイッターを始めてしまいました。ようやく重い腰を上げました。
始めてみると、自分の身の回りでやってる人が意外に多いことに気づきました。
まだ昨日始めたばかりですが、面白いツールだなあと感じています。
ミクシィもフェイスブックもやったことのないウブな素人にとっては実に新鮮な世界です。
やってる人、ぜひフォローお願いします。

さて、明日は久々のリーダーライブです!
オリジナルの新曲も持っていきますよ。
メンバーは本当に最高の同世代メンバーです。

ピアノの二見君は最近ずっと一緒にやってます。
横浜ジャズコンペティションなどで、数々の賞を受賞しています。
素晴らしい音色とテクニックの持ち主です。

ベースの大塚君は同い年ですが、ほんと凄いです。
クリスチャン・マクブライドみたいです。
川嶋哲郎さん(ts)と一緒にやったり、カール・アレン(dr)との共演歴があったり。

ドラムの匠平君とは3回目の共演。
唄心と存在感のある切れ味鋭いドラミングをしてくれます。
ベースのジャパニーズ・ジャイアンツ、鈴木勲さんのバンドでも活躍中。

というわけで、お聴き逃しなく!!

8/14(日)
@池袋インディペンデンス
→ http://jazz-independence.com/frameset.htm
17:30オープン
18:30スタート
チャージ2100円

山中一毅(alto sax)
二見勇気(piano)
大塚義将(bass)
西村匠平(drums)



暑いですが、暑さを吹き飛ばす演奏します!
        (→どんな演奏かよくわからないですが)
お盆休みとは言え、ぜひ足を運んでいただきたい。
お待ちしております!

2011年7月30日土曜日

久々の大改造

おととい久々に高田馬場にあるイントロという所へ
セッションに行きました。
そしたら岡崎好朗さん(tp)がいらして、セッションに参加していました。
素晴らしかった。演奏といい立ち居振る舞いといい、一流の方の凄さを感じました。

今日は久々にブログを大改造しました。
こういうことを一度始めると、どうしても細部までこだわってしまい、
せっかく早く起きたのに、いつの間にか午前が終わってしまった。

ブログの文章を書くときも、ついつい言葉遣いにこだわってしまい、
ただのブログなのに、書き終わるのに時間がかかってしまう。
辞書を使ってまで言葉を選ぶことも珍しくない。
そんなことをしてると、億劫になってあまり更新しなくなってしまう。
これが今までの悪循環である。(そこまでの話でもないが)

だからこそ、気軽にブログの中身を更新できるようにするため、
新たに「Newcomer CD」(右下↘)というコンテンツを作りました。
ここでは、ただ単に私が最近買ったCDを紹介するだけ。
これなら気軽にできて続くだろうし、
読者の方にとってもそれなりに興味深いかなと思います。

というわけで、今後ともこのブログをよろしくお願いします。

2011年7月25日月曜日

ナベサダ氏からの手紙

ご無沙汰してしまいすみませんでした。
早寝早起き生活を試みようとするあまり、
ブログが後回しになってしまいました。(寝る前に書くことが多いので)

あまり実現できていない早寝早起き生活ですが、
明日からはしっかりやるつもりです!
ホントかよって思いますが、明日からはバイトが夏休み時間になるので、
否応なしに生活リズムが変わりそうです。
限られた時間の中で、しっかり練習を積み重ねなくては!


さて、昨日は朝霞台の停車場(←ジャズのライブハウスの名前です(笑))で、
三木俊雄さん(ts)のワークショップに参加してきました。
とても興味深くて刺激的な内容で、行って良かったです。
引き続き行われたジャムセッションも楽しかったです。
ホストのリズムセクションは、8月の池袋での僕のカルテットのメンバーそのまま。
(二見勇気君、大塚義将君、西村匠平君)
先月も一緒にやったし、来月も楽しみです。


ところで、今週一つのサプライズがありました!

珍しく自分宛てに一通の手紙が届きました。
誰からかと思えば
何と世界のナベサダこと渡辺貞夫さんからでした!
ジョークでも、夢でもありません。
紛れもなく、貞夫さん直筆のメッセージが書かれた手紙でした。

もちろんこれには理由があります。
貞夫さんの長年の友人である方と私が知り合いで、
その方が4月に貞夫さんのライブに連れて行ってくれました。
その際、終演後の楽屋に行って貞夫さんと直接お話しをさせていただく機会があったんです。

このとき、嬉しさと興奮の中、自分の演奏を収録したCDと手紙を手渡したんです。
今思えば、よくそんな大胆なことをやったなと思いますが、
下手でも未熟でもいいから、憧れの貞夫さんに自分の演奏を聴いてもらいたい。
貞夫さんがどんな風に感じてくれるのか知りたいと、欲張りにも思ったのです。
(こういう怖いもの知らずな所は昔からあったような気がする)

そのとき貞夫さんは「聴かせてもらうよ」と優しく声をかけてくれました。
CDに挟んでおいた手紙には、
僕の貞夫さんへの思いと音楽への情熱と覚悟みたいなことを書いた気がします。
ほとんどラブレターみたいなもんです(笑)

そして自分の連絡先と住所も書いておいたんです。
ほとんどラブレターみたいなもんです(笑)

返事はしばらく来なかったので、さすがに便りが来るとは思ってもいなかったんです。
そしたら、3か月くらいして届きました!!
手紙の一番下に「渡辺貞夫」と書かれているのを見たときは、
一瞬何事かと思ってしまいましたが、丁寧で温かいメッセージは貞夫さんそのものでした。

メッセージの内容は秘密ですが
本当に励みになる言葉をいただきました。
一生大事にしようと思います。自分にとっては初めて持つ家宝です(笑)
練習室に飾ろうか、大事にしまっておこうか迷っております。

2011年6月30日木曜日

今日は東中野に来てください

いよいよ本日は

生島佳明(guitar)カルテット
山中一毅(alto sax)
山本裕之(bass)
田村陽介(drums)

6/30(木)
19:00オープン
20:00スタート
チャージ2500円(学生は1000円引き)

@東中野セロニアス http://www6.ocn.ne.jp/~monk/main-menu.htm
(JR東中野駅北口から徒歩3分)
<住所>東京都中野区東中野4-3-1 もみじやビルB1F
      (1階が中華料理屋さんのビルの地下です)
<TEL>03-3365-0572


面白い選曲で本当に楽しみです。
スタンダード、生島さんのオリジナル、私のオリジナル、
ウェスやメセニーといったギタリストが演奏した曲など、
盛り沢山になりそうです。

お仕事帰り、学校帰り(学割があるので学生証をお忘れなく!)に
ぜひとも東中野(新宿から5分くらい)に立ち寄ってください。
セロニアスは駅から歩いてすぐです。

お待ちしてます!

2011年6月26日日曜日

今日はデュオでした、木曜日はギターカルテットです

今日は
ご近所にある、子供のピアノ教室の発表会に
ゲストで招かれて演奏してきました。

最近いっしょに演奏することの多い
二見勇気君とデュオでした。
曲はsomeday my prnce will come、over the rainbow、take the A trainの3曲。

二見君とはデュオでやるのは初でしたが、
素晴らしい演奏をしてくれて、非常に楽しかったです。

ピアノ教室の生徒さんはほとんどが小学生。
聴いてくれたお客さんは、生徒である子供たちと保護者の方でした。

子供たちを前に演奏するというのは、普段ほとんどないですけど、
とてもやりがいがあって、気持ちよく演奏できました。

おそらく子供たちがジャズを聴くのは人生で初めての経験でしょうが、
僕らの演奏に目が釘付けになって、
新しい世界に、ビックリというか興味津々と言うか
とにかく夢中に聴いてくれて、
こちらもその純粋な眼差しに応えるべく、本気でジャズを演奏しました。

音楽の喜びとか、美しさとか、奥深さとか、
そんなものを少しでも感じてもらえたら、これ以上のことはないです。
僕なんかが生意気に言うことでもないですが、
子供たちには、これからもずっと音楽を続けてほしいです。


さて、二見君とのデュオですが
今後、定期的にやっていくつもりです。

ちょっと前から計画は立てていて、お互い意気投合しました!
今日の演奏の出来栄えからして、今後楽しいことになっていくのは請け合いだと思います!
詳細は後日またお伝えしようと思います。


そして、
今週木曜日6/30は
ギターの生島佳明さんのカルテットで
東中野セロニアス
に出演です。

他人のリーダーライブに呼んでもらったのは今回が初めてで、
嬉しい限りです。気合入れて、精一杯演奏しようと思います。

生島さんは、セッションで知り合った同世代の素晴らしいギタリストです。
僕のリーダーライブでは普段やらないような曲をたくさんやりそうです。
彼のオリジナルや、ギタリストならではの選曲が楽しみです。
僕のオリジナルもちょっと持っていくつもりです。


生島佳明(guitar )カルテット
山中一毅(alto sax)
山本裕之(bass)
田村陽介(drums)

6/30(木)
@東中野セロニアス http://www6.ocn.ne.jp/~monk/main-menu.htm
(JR東中野駅北口から徒歩3分)
19:00オープン
20:00スタート
チャージ2500円(学生は1000円引き)


ジャズギターを聴いたことのない方は、この機会にぜひ!かっこいいです。
ご来場お待ちしております!!

2011年6月18日土曜日

デュオ

木曜日はお昼の南与野ジャズマルで
ピアノの浅田裕子さんとデュオライブでした。

平日のお昼にも関わらず、10人くらいのお客さんに来ていただき
気持ちよく演奏できました。

集客の秘密は

“ショッパー”

という地元の無料情報新聞にあったようです。
よく勝手にポストに入ってるやつです(ずいぶん失礼な言い方ですが)

ちょうど水曜日に配布された号に、
ジャズマルが広告記事が掲載されたところ、
それを見て来てくれたお客さんが3人もいました!
3人って、結構すごいと思いますよ。効果絶大!

しかもその記事に載った写真が、僕がカルテットで演奏したときの写真でした!
家に帰ったら、うちにも入ってましたよ、ショッパー↓


というわけで、今回はお気に入りのスタンダードばかりをやりました。

<1st Set>
①There Is No Greater Love
②Star Eyes
③In Your Own Sweet Way
④You Don't Know What Love Is
⑤Groovin' High
<2nd Set>
①Have You Met Miss Jones?
②Hot House
③Valse Hot
④Misty
⑤Just In Time

デュオと言えば、やっぱり
スタン・ゲッツ(ts)とケニー・バロン(pf)のピープルタイムですよね。

その昔(それほど昔でもないが)、
大学1年か2年の頃、このアルバムを父親に借りて聴きました。
あまりの素晴らしさに感動し、興奮しまくり。

それからしばらくの間、まるで宣教師のような勢いで
周りのサークル仲間に、このアルバムを貸しまくっていたのを思い出します。

あれからずっと、僕のフェイバリットアルバム。
今でも折に触れて聴くのですが、何度聞いても飽きないし、最高の気分に浸れます。
一昨年くらいに出たコンプリート版7枚組もしっかり購入済みでちょっとづつ聴き込んでます。

ところで最近、ピアノの二見勇気君に借りた
ジョン・ゴードン(as)とビル・チャーラップ(pf)のデュオ・アルバム「Contrasts」
これまた最高です!
ピープルタイムとはまた違うスタイルで、とても美しい。
最初のスターダストから完全にノックアウトされました。

ジョン・ゴードンというアルトプレイヤーは初めて聴いたのですが、
一気に好きになりました。素晴らしいです。
最近こういうタイプのアルトはあまりいない気がします。
素晴らしい音色と唄心が魅力です。たぶん40代くらいの人です。
そう言えばフィル・ウッズが最近のインタビューで、
自身のお気に入りとして、このジョン・ゴードンを紹介してました。


さて、話を戻して
木曜日に来ていただいたお客様の一人が、
演奏中にとても素敵な絵を描いてくれました。
その色紙をいただいたのですが、とても幸せです。


中でもYou Don't Know What Love Isの演奏を気に入ってくださいました。

またやりたいです。ありがとうございました。

2011年6月16日木曜日

池袋インディペンデンスのご報告

日曜日のインディペンデンスに来ていただいた皆さん、ありがとうございました!

更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
いつもすぐに書けばいいのに・・・気が乗るまでに時間がかかってしまうんです。
完全に言い訳です、すみません。

さて、今回も満員のお客様の前で演奏できました。
本当にありがたいこと、この上ありません。
満員どころか超満員で、小さな丸椅子をいくつか出しました。
座りにくかったお客さん、すみませんでした。
(何かいやらしい自慢っぽい感じですみません)

久々の再会やら、初対面やら、
とにかくライブで自分の音楽と出会っていただけるのは、
どんな方であっても、嬉し恥ずかし、いい気分です。
(何を言ってるんでしょうか)
ともかく、感謝の気持ちは、言葉だけでなく、
これからの自分の音楽の発展という形でも返していけるようにしたいです。

それにしても、今回はいい雰囲気でできたと思います。
一杯のお客さん、楽しい演奏をする共演者に囲まれ、幸せな気分を味わいました。

しかし、まだまだ自分の演奏に対する不満が多すぎて・・・
次までに少しでも成長を、少しと言わず貪欲にいこうと思います。
いつも同じこと言ってますが。
(きっとずっとそうでしょうが)

<1st Set>
①I Hear A Rhapsody (Barker,Gaparre,Fragos)
②This I Dig Of You (Hank Mobley)
③A Foggy Blue (Kazuki Yamanaka)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤Dexterity (Charlie Parker)
<2nd Set>
①Requiem (Kazuki Yamanaka)
②Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
③The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
④Solar (Miles Davis)
⑤Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑥Cute (Neal Hefti)

次のリーダーライブは、8月です。ぜひお越しください!
オリジナルもまた増える気がします。
(なんと無責任な言い方なんだ)

8/14(日)@池袋インディペンデンス
8/25(木)@南与野ジャズマル



そして、本日、お昼13時から、南与野ジャズマルにて
ピアノとのデュオライブあります。

piano 浅田裕子
alto sax 山中一毅

6/16(木)
@南与野ジャズマル http://saxyuq.com/jazzmal/home.html

13:00~1st /14:00~2nd
No Charge!(投げ銭制)


スタンダードばっかりやります。好きな曲ばっかりやります。
ピアノとのデュオは、大好きな編成です。これについてはまた今度詳しく(笑)

お近くの方で、お暇な方は、聴きに来てください。
おいしいランチも召し上がれます。
お待ちしてます!!

2011年6月11日土曜日

明日は池袋インディペンデンス

明日、日曜日は池袋にてリーダーライブです!

これを逃すと次は8月まで、私のリーダーライブはありません。

お暇な方、まだ間に合いますのでぜひお越しください。
今回は本当に楽しみなメンバーが集まりました!
平均年齢25歳の同世代のメンバーたち。
勝手ながら、3人とも僕が惚れ込んだ素晴らしいサウンドの持ち主です。
ぜひその耳で確かめに来てください。

山中一毅(alto sax)カルテット
二見勇気(piano)
大塚義将(bass)
西村匠平(drums)

6/12(日)
17:30オープン
18:30スタート
チャージ2100円

@池袋インディペンデンス(池袋駅西口から徒歩5分)
住所:東京都豊島区西池袋3-22-8 パークサイドFUKI
TEL:03-5960-2252
HP:http://jazz-independence.com/frameset.htm
MAP





もし雨が降っても、来てくださいね(笑)

お待ちしております!

2011年6月10日金曜日

人生初上陸の東大和にて

報告が遅れてすみません。

日曜日のチャリティーコンサートですが、
地元のお客さんと共演した他のグループのお客さんに来ていただき、
無事に終えることができました。
お騒がせしてすみませんでした(笑)

来ていただいた皆様に感謝します。
共演者の皆様にも感謝します。
並びに、自分のお客さんを呼べなかったことに反省します。

さて、今回は1ステージのみの出演ということもあり、
初めてオリジナル曲だけでステージを組んでみました。

①Requiem
②Sad's Delight
③A Foggy Blue
④Alone With The Wind
⑤Dear My Traveler

相変わらず、終演後は反省というか後悔というか、
何とも言えない感情に包まれましたが(もちろん充実感あっての上ですが)
録音を聴いたら、気にしていたことがさほどでもないようで、少しホッとしました。
いずれにせよ、次また頑張ろうと思います。

今回は、クラシックの演奏家とのジョイント企画ということもあり、
終演後は、普段お互いに聞けない話をたくさんしました。
お客さんが帰った後のライブハウスでそのまましばらく盛り上がって、
なおかつ勢い余って、そのまま居酒屋に行き・・・楽しかったです。
帰りの電車の中もずっと話し込んでました(笑)

ジャンルに関わらず、
ミュージシャン同士というのは相通じるものがたくさんあるのを感じました。

さて、次回のライブは今週末!
6/12(日)は池袋でお待ちしてます!!

2011年6月2日木曜日

日曜日はチャリティーコンサート

いつの間にか6月になり、
あっという間に今年も半分が過ぎてしまいそうです。

さて、今週末6/5(日)はチャリティーコンサートに出演します

正直告白しますと、
このままでは集客見込みが危機的な感じなので(汗)、
このブログを読んでいる方で、
日曜日お暇な方は、
ぜひ東大和まで聴きにいらしてください!!

「遠いし!」と言いたい気持ちはとてもよくわかるのですが、
そこを何とか!お願いします!!

今回は、1ステージのみの出演ということもあり、
初めて全編オリジナルで臨むつもりです。
この機会にぜひ聴いていただきたいです。

6/5(日)
@東大和Cafe Bar COO → http://www.cafebar-coo.com/
(西武拝島線「東大和駅」西口から徒歩5分)
18:30オープン
19:00スタート
チケット2000円(ワンドリンク付)
※チケットは事前に私に連絡いただければ当日会場にて取り置きさせていただきます
※収益の全額が東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付されます

【出演】
●山中一毅(alto sax)カルテット
w/ 寺島優樹(piano)・大森哲也(bass)・今野大輔(drums)

●山路佳世(alto sax)
●金子恵(piano)
※ともにクラシックの演奏家です。ショパンの曲などを演奏するそうです。


東大和市駅までは西武線で
高田馬場駅から最速33分
実は意外と近いんです。
僕も今知りましたが(笑)


そして何よりも
被災者と被災地のことを念頭に置いて、
いつもとは違う特別な思いをもって演奏に臨もうと思いますので、
そのあたりも期待していただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

2011年5月30日月曜日

日々の発見のその先に

昨日は澤田一範さん(as)のウィズ・ストリングスを聴きに行きました。
澤田さんは、日本の誇る最高のビバップ・アーティストです。
僕は心から尊敬しているし、聴いていると惚れ惚れします。
昨日もいろいろな発見をしながら聴かせていただきました。

自分の課題を頭に入れながら集中して聴いていると、
いろいろな発見がありました。まさに、生の現場で技を盗むといった感じです。

とはいえ、発見することと習得することは、
当然のことながらわけが違う。
発見したことが身につくまでには相当な時間を要する。
そもそもその発見が正しいかどうかがわかるまでにも時間がかかることもある。

それでも、この「発見」こそ自分の成長の第一歩であると、
これまでの経験からも断言できると思う。

ライブを見に行くのもそうだし、日々の練習でも、CDを聴くのでも、
とにかく実践することでいろいろな発見がある。
そして発見した時は、なんだか楽しく嬉しくなる。

ちなみに最近の発見は
へその下(丹田と言うらしい、英語ではcenter of the bodyらしい)あたりに力を込めて吹く感覚。
これはまだまだ試行錯誤中だけど、少しわかりつつある気がする。

それから、バド・パウエルの素晴らしさ。
今まで1、2回聴いただけだった「The Jazz Giant」というアルバムを改めて聴いたら、
パウエルのことを初めて好きになった気がする。
パーカーにも言えることだけど、何よりも圧倒的な唄心があるんだと気づいた。
完璧なテクニックばかりに目が行きがちだけど、
テクニックはあくまでもその唄心を完璧に表現するための手段にすぎない。
結論、結局のところ完璧なのだ。
これぞ真のアーティスト、真の天才たる所以ということでしょうか。

ところで、最近読み始めた鴻上尚史さんの「発声と身体のレッスン」という本がある。
その冒頭部分で、鴻上氏は「悩むこと」と「考えること」は違うと述べていた。
曰く、
「悩んでいる」と時間はあっという間にたちます。そして同じところをぐるぐると回っているだけ。
「考える」とは、・・・それに使った時間だけ発見や吸収がある。
とのこと。
妙に納得してしまった。

2011年5月18日水曜日

Brian Blade & The Fellowship Band

先週の土曜日に、
ブライアン・ブレイド(dr)のフェロウシップ・バンドを見ました。

本当に本当に、言葉では言い表せないほど素晴らしかった。
興奮と感動で、口が開いたまま、ただただ聴き惚れてしまった。

ライブの一番最初に、ブライアンの叩いた最初の音の感じが忘れられない。
ソフトな音量で、柔らかくて繊細かつ芯のある包み込むような音。
あれを聴いた瞬間、心が吸い込まれてしまった。
こんな音を出す一方で、スネアのロールから一気になだれ込むフォルテッシモのシンバル。
強烈で圧倒的な存在感。ウェイン・ショーター(sax)のカルテットでもよくやるけど、
こんなにでかいと思わなかった。それでいて全体のバランスを乱していない。
生で聴いたのは初めてだけど、本当にすごいドラマーだとまざまざと感じた。

ブライアン以外のメンバーも最高でした。
中でもアルトのマイロン・ウォルデン。噂通りの強力なプレイヤーでした。
フラジオもサブトーンも鳴りきった強靭な音。
広い音域を扱いきる技量と、独創的なフレーズ。
カッコ良かった。CD買おうと思います。
テナーのメルビン・バトラーもうまいし、すんごい音してた。

なにしろ、バンドメンバー全員が一つの音楽に対してそれぞれの役割を発揮しまくっていて、
何だか超音楽的なバンドでした。音楽のツボを押さえているというか・・・。
スマートで、それでいてブルース・フィーリングに溢れている。

ああー、また見たい、聴きたい!あの感動はCDでは味わえないんだよな~。

2011年5月8日日曜日

満員御礼です

昨日の浅草じゃのめでのライブですが、
おかげさまで盛況のうちに終えることができました。
後から来たお客さんが入りきれないほど、一杯の方に来ていただき、
本当にありがたく思っています。

昨日は、今までのライブでの反省を冷静にとらえながら、
本番中に自分をコントロールできる部分が増えてきたのを感じました。
一方で、バンド全体ももう少しうまくリードできたらなとも感じました。
当たり前のことですが、うまくいった部分といかなかった部分があって、
今後に生かしたいと思います。
最後にやったコール&レスポンスも、
やるからにはもう少しうまくやれるようにしないと(笑)

オリジナルは新たに2曲披露しました。
そのうち最初にやったRequiemは、震災直後にできた曲で、
あのときの気持ちがそのままメロディになっている曲です。

次のライブは6月ですが、それまでにまた成長しようと思います。
今回来ていただけた方も、来ていただけなかった方も、ぜひいらしてください。

<1st Set>
①Requiem (Kazuki Yamanaka)
②It Never Entered My Mind (Richard Rodgers)
③I Mean You (Thelonious Monk)
④A Foggy Blue (Kazuki Yamanaka)
⑤Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑥Cute (Neal Hefti)
<2nd Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
③Solar (Miles Davis)
④Dear My Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤I've Never Been In Love Before (Frank Loesser)

それにしても、昨日帰る時に終電間際で電車が止まったのには困りました。
人身事故とは言え、1時間近く動かなくて、帰宅は2時を過ぎてしまいました。
夕飯食べてなかったので、駅を降りて閉店間際に駆け込んだ地元のラーメン店。
格別に旨かった。

ところで、このすぐ下の「コメント」という所をクリックすると、
誰でもコメントをお寄せいただけます。
気軽に遠慮なく、ライブやブログの感想などいただけたら幸いです。

2011年5月1日日曜日

GWの締めくくりは浅草で

5/7のライブについて詳細をお知らせいたします。


●日時: 5/7(土) 19:30オープン/20:00スタート

●場所: 浅草じゃのめ(つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分、東京メトロ田原町駅・入谷駅から徒歩10分)
      TEL:03-3844-6655 HP:http://tokyo.cool.ne.jp/janome/

●チャージ: 2000円(ワンドリンク付)

●メンバー: 山中一毅(Alto Sax)、二見勇気(Piano)、北尾直樹(Bass)、田村陽介(Drums)


ベースとドラムは前回と同じメンバーです。
ピアノは今回初めて一緒にやる二見勇気君をお迎えします。
二見君は僕よりも若く、数々のコンテストで入賞経験を持つ素晴らしいピアニストです。必聴です!

前回のじゃのめでのライブでは、たくさんのお客様に来ていただいたおかげで、
素晴らしい雰囲気の中、本当に楽しく演奏できました。
どうか今回も、多くのお客様に聴いていただいて、
楽しい時間を分かち合いたいと心より願っております。

しかも5月のライブはこれ一本ですので、この機会をお見逃しなく!

ちなみに、3月に京都でライブをやった時に来ていただいたお客様が、
自身のブログで感想を書いてくれてます。写真付きです。ありがたいことです。
読んでみてください。→http://ameblo.jp/kanariya-16/

2011年4月26日火曜日

いい音

浅草でのライブが迫ってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
GWの計画を立てている方もいると思いますが、
5/7(土)は、ぜひとも浅草じゃのめで楽しい時間を一緒に過ごしましょう!
詳細は後日またアップします。よろしくお願いします。

さて、最近、とある本に夢中になってしまい、
バイトの行き帰りの電車の中で読むのが一つの楽しみになってます。
その名も
「サキソフォン物語~悪魔の角笛からジャズの花形へ(マイケル・シーゲル著)」

完全にジャズ馬鹿、サックス馬鹿ですね。
しかし、この本、侮るなかれ。
400ページ近い単行本で、サックス吹きにはたまらない、知られざるエピソードが満載です。

最初しばらくはつまらないというか個人的にはどうでもいい話題が続いて、
買って損したかと思いきや、
途中からパーカーやらコルトレーンやらレスターヤングやらブレッカーやらリーブマンやら
コニッツやら、あるいは僕のあまり詳しくないR&B系サックス奏者の話題が出てくると、
面白すぎて、そりゃもう興味津々です。
電車の中、一人でニヤケそうになりながら読んでいます。
サックス吹き、特にジャスプレイヤーにはオススメの一冊です。

ところで、この本の中でも似たような話題が出てくるのですが、
最近もっぱら”いい音”に試行錯誤の毎日です。
と言っても今に限らず今までもそうだったし、これから先、一生そうだと思いますが。

そんな中、久しく聴いていなかった
ソニー・ロリンズの「The Bridge(邦題:「橋」)」というアルバムをふと取り出して聴きました。
その中の「Where Are You?」という曲のロリンズの音が、
この世のものとは思えないくらい、本当にいい音で、久々心から感動するという体験をしました。

多分にもれず、僕はこれまで、雲隠れ前のロリンズが好きで、
雲隠れからカムバックした直後に発表されたこのアルバムには、
過去の豪放さとか勢いがなくなってしまったような印象を受け、
どちらかというとネガティブなイメージを持っていました。

でも、そんな印象は僕の浅はかな間違いだったと、目の覚めるような思いで気づかされました。

前に何かで読んだのですが、ロリンズが雲隠れした理由は、
何よりも自分の音そのものを磨き直すためだったそうです。

僕如きがロリンズについて語るのは恐縮極まりないですが、
「橋」というアルバムは、凄まじいほどにその修行の跡がまざまざと聴きとれる。
where are you?に限らず、全編に渡り、本当に素晴らしい音だと感じました。

2011年4月4日月曜日

岡本太郎からのメッセージ

先日、岡本太郎展を見に国立近代美術館に行ってきました。
美術館に行くのは久々でした。
これでも昔はよく行ってたのですが、最近はめっきりでした。

今年生誕100年を迎える岡本太郎は、僕にとってとても大事な先人の一人です。
あるときまでは「芸術は爆発だ」の奇人とぐらいにしか思っていなかったけど、
大学1年の時に、彼の名著である『今日の芸術』を読んで、完全にハマってしまった。

正直、今でもかなりの影響を受けていると思う。今回それを再確認した。
この人の壮大な世界観や思想に出会わなければ、
今こんなことになっていなかったと言っても過言じゃない。
それぐらいの影響は受けていると思う。

今回の展覧会は生誕100年を記念した豪華総集編みたいな感じだった。
岡本太郎記念館と岡本太郎美術館の両方に行ったことがあるので、
見たことのあるものばかりではあったけど、
久しぶりに岡本太郎の世界に触れて、改めてパワーをもらった。

最後の展示を出たところに、岡本太郎の残した数多くの名言を一枚に一言記した
“くじ”を引くコーナーがあって、思わず引いたら

「評価されるなんていっさい必要なし!」

あはは、思わず一人笑ってしまった。

2011年3月30日水曜日

I respect the gentlest people in the world

ご無沙汰してしまい、すみませんでした。
どうか懲りずに見てくださいませ。

さて、京都から戻り、早1週間が経ってしまいましたが、
せっかくの楽しい旅でしたので、今更ながらご報告しておきます。

京都では安ーいゲストハウスに3泊しました。
相部屋で2段ベッドに寝るスタイルは初めてでしたが、
何の不自由もなく過ごせました。
と言っても、寝てシャワー浴びるだけだったけど。

結局4日間も滞在したので、大学の後輩たちともたくさん過ごせました。
セッションしたり、終電も気にせず(これが京都のいい所!)呑んだり、
朝まで家で寝かせてもらったり、
皆さん、ありがとうございました。

ルクラブジャズのセッションにも学生以来、顔を出すことができ、
マスターも覚えていてくれて、嬉しかった。

そして、肝心のライブですが、
当日朝、残念なことに、盟友であるドラムの西井啓介がインフルエンザでダウンして、
代わりに吉田匡志君(初対面!)にお願いするというハプニングが!

しかし、もうとてもとても楽しくて、
僕はこういうライブをこれからももっともっと突き詰めていきたい、そんなライブができました。
今回は特にこういう御時世もあって、とにかく来てくれた人すべての方に楽しんでもらい、
最高にハッピーな空間を作りたかった。そういう意味では成功だったと思います。

来てくれた皆さん、ありがとう!久々会えて本当に嬉しかった。
共演の3人、最高に楽しい演奏をありがとう!
ブルーノートのマスター、温かい声援をいつもありがとうございます。
3年ぶりに戻ってきて、ここは僕にとって一つのホームグラウンドだと強く感じました。
皆様、どうかまたよろしくお願いします。

<1st Set>
①Soul Eyes (Mal Waldron)
②This I Dig Of You (Hank Mobley)
③Beatrice (Sam Rivers)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤Dexterity (Charlie Parker)
<2nd Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
③Recorda Me (Joe Henderson)
④Dear My Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤I've Never Been in Love Before (Frank Loesser)
アンコール! Just Friends (John Klenner)

タイトルのついてなかったオリジナルにタイトルをつけました。
しかし、来てくれた後輩があとで指摘してくれたのですが(わざわざ帰宅後調べてくれた)、
“Gentle”の最上級は“The Most”じゃなくて“The Gentlest”だそう(笑)
まあ変えませんけど(笑)

このところずっとラストにやってるI've Never Been in Love Beforeでは、
禁断の(?)お客様とのコール&レスポンス大会をやってしまった。楽しすぎた。
またやれたらやります。やれたら。

最後に。

何もできていない自分が、
震災に関してああだこうだ言うのは、少なからず憚られる所があるのですが、
一つ言えるのは、
被災地の皆さんの頑張り、復興支援をする人の頑張り、
とにかく前向きに行動している人を見て、
何の被害も受けていない自分が、逆に勇気をもらっています。
自分の弱さや甘さを恥じると同時に、もっともっと頑張らねばと感じます。

もちろん、報道されないだけで、前向きになろうにもなれない人が相当いるのだと思います。
そういう方には何と言葉をかけたらいいのか。。
痛みを共有しようにも、そんなレベルではないのだと思う。

それでも、やはり前を向いていくしかないのだろう。
でも実際は、僕がこんなことを言うまでもなく、みんな前向きに頑張っていると思う。
本当に心から尊敬する。敬服とか脱帽っていう言葉で表わされる、そういう気持ちを感じています。

この震災を通して、僕自身、
他者への思いやりや尊敬といった気持ちがとても強くなっているのは確かです。


それでは最後に。
これ見て、皆さんハッピーになってください。
この演奏で、最後にロイとバックのメンバーがやってるコール&レスポンスを聴いて、
僕もライブでお客さんとコール&レスポンスをやることにしました。楽しすぎるぜ!
なので、最後まで見てみてくださいね。

2011年3月18日金曜日

明日、京都へ向かいます

震災から1週間が経ったわけですが、
改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、
被災者の方々の健康と被災地の復興を願わずにはいられません。

いろいろ思いを綴ってみても、まとまりません。

この現実をどう乗り越えるのか。
全くの無事である私が言うのも恐縮ですが、
支えあって強く生き抜くことしかないんだろうと思います。

既にそれを実践している現地の方々、心を打たれます。

被災地で必死になって救援物資を運ぶ中学生たち、
自身も妻が行方不明という中で、懸命に陣頭指揮をとる市長の方。
避難所で薬も機器も何もない中で、必死の診療をする医師の方。
まさに命がけの作業を試みている原発の作業員の方。

強く気高く立派な方々、あげたらきりがないほどいると思います。

もちろん、家族や友人の行方が分からず、あるいは食糧や燃料の不足で、
本当に日々辛い思いをしている人たちがたくさんいるのだと思います。
何とか支えあって生き抜いていただきたい。そして一刻も早い救援物資の到着を願います。

自分の無力さにもどかしさを感じつつも、少しでもできることをやっていこうと思います。

私は明日、来週のライブに向けて京都へ向かいます。
ちょっと早い到着ですが、週末は久々、大学のサークルに顔を出そうと思います。
もはや知らない人ばかりの後輩たちですが、交流してみようと思います。

関西方面の方々、ぜひライブにいらしてください。

3/22(火)
@京都ブルーノート http://www.kyoto-bluenote.jp/
19:00オープン
20:00スタート
チャージ1500円(学割1000円)
矢藤亜沙巳(piano)
光岡尚紀(bass)
西井啓介(drums)

ピアノの矢藤さん(やっさん)は大学4年の頃に組んでいたリーダカルテットで弾いてもらっていた本当に素晴らしいピアニストです。大阪音大を卒業し、現在関西で大活躍中です。
学生の時以来の共演です。

ベースの光岡さんとは、初共演。
やっさんと西井の推薦で今回やってもらうことになりました。こちらも関西で大活躍中です。

ドラムの西井は、同期の京大軽音OB。1年から4年まで、ずっと一緒にやってきた盟友です。
僕のやりたいことはすべてわかってくれている、はずです(笑)
もちろん一緒にやるのは学生以来。

そして、ハコであるブルーノートも学生の時、よくやらせてもらいました。
お世話になったマスターとママとの再会も楽しみです。

とにかく非常に楽しみです。お見逃しなく!

2011年3月11日金曜日

ライブを終えて

先日の浅草じゃのめにご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

ジャズマルに引き続き、今回も満席!嬉しい限りです。
この2回のライブで、沢山のお客さんの前で演奏できる喜びを改めて感じました。
皆さんの声援やら励ましやら笑顔やら、これほどありがたいものはありません。
今後も頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。

2/26@南与野ジャズマル、3/5@浅草じゃのめのセットリストです。
今回は、両日とも全く同じ曲目・曲順で臨みました。

<1st Set>
①You're My Everything (Harry Warren)
②I Mean You (Thelonious Monk)
③How Deep Is The Ocean (Irvin Berlin)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤Dexterity (Charlie Parker)
<2nd Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②無題 (Kazuki Yamanaka)
③Recorda Me (Joe Henderson)
④Dear My Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤I've Never Been in Love Before (Frank Loesser)

ライブをやると、当然ながら普段気づけないようなことや、気にしないようなことが
色々浮き彫りになってきます。
課題・反省はもちろん、成長していると感じられる所も含め、今回もいろいろありました。
次につなげていこうと思います。
当たり前だろって感じですが。
とにかく続けていくしかないということだと思います。
そりゃそうだろって感じですが。

ところで、オリジナルを披露するのは、とてもやりがいのあることで、
演奏しているときは何だか気持ちの良い、ある種の不思議な感覚になります。
一度覚えると病みつきになりそうな感覚です。
今後もちょっとづつ増やしていきたいです。
この世で、ここにしか存在しない音楽を、ぜひ聴きにいらしてください。

都内近郊でのリーダーライブ、次回は5月になりそうです。
決まり次第、お知らせします。

ところで、この数日でついに花粉症デビューしてしまったようです。
これまで25年間、全く問題なかったんですが、突然です。
眼かゆいわ、鼻水垂れるわ、くしゃみ出るわ。間違いない感じです、ああ。。

皆さんも気をつけてください。気をつけようがないですが。

2011年3月5日土曜日

明日は浅草です

あっという間に1週間が過ぎてしまいました。

先週のジャズマルに来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。
満員御礼、心から感謝です。おかげさまでいいライブになったと思います。
演奏してる側としては、あっという間に終わってしまった感じで、
それだけ楽しく夢中になれたんだと思います。
セットリストは後日ちゃんと報告しますね。

さて、明日、というか本日、浅草じゃのめです。こちらもいいお店です。
先週と同じメンバーで、さらに息があってくると思います。楽しみです。

天気も良さそうですし、浅草寺やらスカイツリーやら見た後にでもいらしてください。
お待ちしてます!

2011年2月21日月曜日

やっぱジャズはライブだ

先日の大久保ブージーミューズでのライブに来ていただいた方、どうもありがとうございました。

はっきり言って、集客には大きな課題が残ったので、
今後はいろいろと工夫していきたいと思います。
これまで割とうまくいっていただけに、ここに来て尻に火がついた感じです。

演奏は今までにない手応えがありました。
やってきたことが、少しづつ実を結びつつあるようです。
一緒にやった同世代の若手に後押しされて、とても楽しくやれました。
それと、オリジナルを一挙に4曲披露できたのも収穫です。
曲作りは今後どんどんやっていきたいです。

<1st Set>
①You're My Everything (Harry Warren)
②I Mean You (Thelonious Monk)
③Yesterdays (Jerome Kern)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤Dexterity (Charlie Parker)
<2nd Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②無題 (Kazuki Yamanaka)
③Recorda Me (Joe Henderson)
④Dear My Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤I've Never Been in Love Before (Frank Loesser)

自分で言うのもなんですが、楽しいことになってきてるので、
ぜひとも聴きにいらしてください。

それにしても昨日聴いた、ロイ・ハーグローブ(tp)のクインテット。
楽しすぎた!カッコ良すぎ!あんなライブしたい。


2011年2月12日土曜日

怒涛のライブ

来週から3週連続で、私のリーダーライブがあります。
久々のライブで気持ちのこもったものになると思います。

今回はオリジナル曲を数曲披露できそうです。
そちらもお楽しみに。

●2/17(木)@大久保ブージーミューズ→http://www.boozy-muse.com/
(JR大久保駅から徒歩2分、JR新大久保駅から徒歩5分)
19:00オープン
19:40スタート
チャージ2000円
with 泉川貴広(pf)・寺尾陽介(b)・西村匠平(ds)
とてもお洒落なお店に初進出です。
セッションで出会った僕よりも1~2歳若い俊英たちとやります。
3人とも素晴らしいセンスの持ち主です。年齢なんて関係ないですね。

●2/26(土)@南与野ジャズマル→http://saxyuq.com/jazzmal/home.html
(JR南与野駅から徒歩5分)
19:00オープン
19:30スタート
チャージ1000円
with 寺島優樹(pf)・北尾直樹(b)・田村陽介(ds)
もはやホームグラウンドのようなお店で、頼れる御兄さん方と一緒にやります。
寺島さん、北尾さんは御馴染いつものメンバー。
加えて今回は、井上祐一氏(pf)、山中良之氏(ts)、澤田一範氏(as)といった大御所たちのレギュラードラマーを務める田村さんをお迎えします。

●3/5(土)@浅草じゃのめ→http://tokyo.cool.ne.jp/janome/
(つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分、東京メトロ田原町駅・入谷駅から徒歩10分)
19:30オープン
20:00スタート
チャージ2000円(ワンドリンク付)
with 寺島優樹(pf)・北尾直樹(b)・田村陽介(ds)
ジャズマルと同じメンバーで、バンドサウンドの熟成を図ります。
こちらも初登場、下町浅草の人情あふれるあったかいお店です。

ぜひとも聴きにいらしてください!
どうぞよろしくお願いします。

緊急告知!本日放送!!

突然ではありますが、
私も取材に参加させていただいた
昨年10月の秋吉敏子ジャズオーケストラの中国公演の模様が
特集番組としてNHKのBSハイビジョンで本日放送されます!

2/12(土) 20:00~21:30放送 NHK BS-hi
ハイビジョン特集「ロング・イエロー・ロード ~秋吉敏子・上海コンサート~」

上海でのコンサートと秋吉さんへのインタビューを軸に、
ニューヨークでの生活やこれまでの人生にも迫る、興味深い内容になっているようです。
僕自身、中国に同行して素晴らしい体験をさせていただきました。
(詳細はこのブログの10月に日記に書きました)
その後のニューヨーク取材や番組編集には全く関わっていないので、
どんな番組なっているのか、とても楽しみにしています。

ジャズファンの方はもちらん、すべての音楽ファンの方、
否、音楽にさほど興味のない方にも心からオススメします。
BSハイビジョンの見れる方はお見逃しなく!

ちなみに再放送も2/19(土)午前11:30からあるそうです。

2011年1月28日金曜日

I Love J-Mac

あっという間に今年も早1ヶ月が経とうとしているのですね。
ライブまでも、いつの間にか1ヶ月を切ってしまいました。

とは言え、無為に時間を過ごしていたわけではありません。
自分としては充実した練習生活を送れているここ最近です。

とは言え、先週は風邪をひいて4日ほど寝込んでしまいました。
幸いインフルエンザではなかった(ちゃんと予防接種打ってあった!)のですが、
とにかく体調にはくれぐれもお気をつけください。
何も出来ずにただただ寝続ける辛さと退屈さは、健康でいる限り忘れてしまうものです。

さて、昨日はおよそ5ヶ月ぶりに池田篤さんのところへレッスンに行って参りました。
僕の場合、今ある課題が自分の中である程度消化できて、
新たな疑問や壁にぶつかった時に行くような感じなので、レッスンとはいえ不定期なものです。

昨日もいろんな話をたくさんしていただき、
ワクワクするような山のような課題を提示してもらいました。頑張ろうと思います。

昨日は大好きなジャッキー・マクリーン(as)の話題で盛り上がりました。
いつ聴いても"Jazz"を感じさせてくれる、僕にとってのアイドルの一人です。
今日はユーチューブから、
泣きのバラード演奏(録音音質が悪いのが残念だが、演奏は本当に素晴らしい)と、
カッコ良すぎるちょっぴりアバンギャルドな演奏を紹介します。




※ブログタイトルのJ-MacとはJackie McLeanのあだ名です。
 (なんか日本のマクドナルドみたいですが)

2011年1月13日木曜日

バリー・ハリスのワークショップ

バリー・ハリス(pf)のジャズ・ワークショップに参加してきました。

恐ろしく疲れたけど、恐ろしいほど収穫がありました。本当に行って良かったです。

このワークショップ、バリーさんが”keep the frame(伝統の火を絶やすな)”を合言葉に、
これまで40年以上も続けてきたそう!1979年から、基本的にはニューヨークで、しかも毎週!!
信じがたい偉業である。

今回、東京で開催される(ここ最近毎年やってるそう)ということで、初めて参加しました。

ピアノ講座、ボーカル講座、アンサンブル講座(内容はインプロビゼーション講座みたいなもの)
の3本仕立てで、昼の1時半に始まり、終わったのは夜の8時過ぎ。途中一切休憩なし。
ちなみにバリーさんは御歳81歳。信じがたい偉業である。

内容はというと、あまりにも盛り沢山で、ここで説明するのは不可能である。
どの話においても、こちらは常に頭をフルに使って、一瞬たりとも気が抜けない。
張り詰めるような緊張感の中、多くのことを授けてもらった。
これだけたくさんのことを与えられた以上、何とかしてものにしようと強く思う。

一番強く印象に残っている(=とても耳が痛かった)のは、
「必要十分な全ての基本的なことは、
いつでも何も見ずに何も考えずに即座に正確に出てくるように備えておかなくてはいけない」
(この通り言っていたわけではないが、要するにこういうことだという私の解釈を含む)
とりわけ、「即座に素早く」という部分は非常に強調されていて、
その点自分はまだまだ全然だと痛感した。

バリーさん自身、私が最も長くこのワークショップに通っている”生徒”だと自分で言ってた。
これぞ本物の生涯学習である。

来年もまた行きたい。もちろん今日やったことすべてを消化して、完全にものにした上で。
これはバリーさんとの約束でもある。

ちなみに、このワークショップ、これだけ充実していて参加費2000円!
繰り返すが、これはまさに信じがたい偉業である。

最後に、もしやバリー・ハリスを知らない人のための御節介として、
バリーさんの輝かしい共演歴のほんの一部を紹介すると、
コールマン・ホーキンス(ts)、チャーリー・パーカー(as)、マイルス・デイヴィス(tp)、キャノンボール・アダレイ(as)、デクスター・ゴードン(ts)、リー・モーガン(tp)・・・
といった錚々たる巨人たちの名前のオンパレード。
つまりはバリーさん自身がジャイアンツであり、生ける伝説。
若き日のジョン・コルトレーン(ts)やジョーヘンダーソン(ts)が
バリーさんの元に習いに行ったなんて話も、確かバリーさん自身がインタビューで語ってた。
今日は自分もジャズの歴史の中に立ち入れたような気分で寝ます。

百聞は一聴にしかず

2011年1月3日月曜日

新春の装い

ブログのデザインを大幅に変えました。
新春仕様ということで、初日の出の写真を背景にしてあります。期間限定。

この写真、実は僕が撮った本物の初日の出です。ただし、今年のではありません(笑)
おととし2009年に、茨城県の五浦海岸という場所に人生で初めて初日の出を見に行った時のものです。

「ごうら」と書いて「いづら」と読むこの海岸は、明治時代に岡倉天心が一時期住んでいた場所です。
なんでこんなマニアックなことを知ってるかと言えば、大学の卒論の題材が岡倉天心だったからです。
彼の生き方、並びに思想はかなりカッチョイイものでして、私は敬愛しております。
興味のある方は、彼の名著である「茶の本」、「東洋の理想」を読んでみてください。
どちらも素晴らしいです。

にしても、この背景、肝心のお日様がほとんど隠れて見えませんね・・・。

2011年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます

2011年が始まりました。

今年も去年と同じく、ジャムセッションをしながら年明けを迎えました。
昨年は渋谷kokoでしたが、今年は南与野jazzmalでアットホームな感じで年越しでした。
手料理がとてもおいしかったです。

帰りがけ、初日の出はまだ見えませんでしたが、そのかわり三日月がとても綺麗に見えました。
思わず写真を撮ろうと思いましたが、当然うまく写らなくてあきらめました。

さて、昨年は多方面で色々な方にお世話になり、本当にありがとうございました。
昨年一年の様々な経験を通して、自分がこれから何をすべきかがだいぶ見えてきました。
今年一年、精力的に活動して、飛躍の年となるように頑張ります。

今年もよろしくお願いいたします!