2011年1月28日金曜日

I Love J-Mac

あっという間に今年も早1ヶ月が経とうとしているのですね。
ライブまでも、いつの間にか1ヶ月を切ってしまいました。

とは言え、無為に時間を過ごしていたわけではありません。
自分としては充実した練習生活を送れているここ最近です。

とは言え、先週は風邪をひいて4日ほど寝込んでしまいました。
幸いインフルエンザではなかった(ちゃんと予防接種打ってあった!)のですが、
とにかく体調にはくれぐれもお気をつけください。
何も出来ずにただただ寝続ける辛さと退屈さは、健康でいる限り忘れてしまうものです。

さて、昨日はおよそ5ヶ月ぶりに池田篤さんのところへレッスンに行って参りました。
僕の場合、今ある課題が自分の中である程度消化できて、
新たな疑問や壁にぶつかった時に行くような感じなので、レッスンとはいえ不定期なものです。

昨日もいろんな話をたくさんしていただき、
ワクワクするような山のような課題を提示してもらいました。頑張ろうと思います。

昨日は大好きなジャッキー・マクリーン(as)の話題で盛り上がりました。
いつ聴いても"Jazz"を感じさせてくれる、僕にとってのアイドルの一人です。
今日はユーチューブから、
泣きのバラード演奏(録音音質が悪いのが残念だが、演奏は本当に素晴らしい)と、
カッコ良すぎるちょっぴりアバンギャルドな演奏を紹介します。




※ブログタイトルのJ-MacとはJackie McLeanのあだ名です。
 (なんか日本のマクドナルドみたいですが)

2011年1月13日木曜日

バリー・ハリスのワークショップ

バリー・ハリス(pf)のジャズ・ワークショップに参加してきました。

恐ろしく疲れたけど、恐ろしいほど収穫がありました。本当に行って良かったです。

このワークショップ、バリーさんが”keep the frame(伝統の火を絶やすな)”を合言葉に、
これまで40年以上も続けてきたそう!1979年から、基本的にはニューヨークで、しかも毎週!!
信じがたい偉業である。

今回、東京で開催される(ここ最近毎年やってるそう)ということで、初めて参加しました。

ピアノ講座、ボーカル講座、アンサンブル講座(内容はインプロビゼーション講座みたいなもの)
の3本仕立てで、昼の1時半に始まり、終わったのは夜の8時過ぎ。途中一切休憩なし。
ちなみにバリーさんは御歳81歳。信じがたい偉業である。

内容はというと、あまりにも盛り沢山で、ここで説明するのは不可能である。
どの話においても、こちらは常に頭をフルに使って、一瞬たりとも気が抜けない。
張り詰めるような緊張感の中、多くのことを授けてもらった。
これだけたくさんのことを与えられた以上、何とかしてものにしようと強く思う。

一番強く印象に残っている(=とても耳が痛かった)のは、
「必要十分な全ての基本的なことは、
いつでも何も見ずに何も考えずに即座に正確に出てくるように備えておかなくてはいけない」
(この通り言っていたわけではないが、要するにこういうことだという私の解釈を含む)
とりわけ、「即座に素早く」という部分は非常に強調されていて、
その点自分はまだまだ全然だと痛感した。

バリーさん自身、私が最も長くこのワークショップに通っている”生徒”だと自分で言ってた。
これぞ本物の生涯学習である。

来年もまた行きたい。もちろん今日やったことすべてを消化して、完全にものにした上で。
これはバリーさんとの約束でもある。

ちなみに、このワークショップ、これだけ充実していて参加費2000円!
繰り返すが、これはまさに信じがたい偉業である。

最後に、もしやバリー・ハリスを知らない人のための御節介として、
バリーさんの輝かしい共演歴のほんの一部を紹介すると、
コールマン・ホーキンス(ts)、チャーリー・パーカー(as)、マイルス・デイヴィス(tp)、キャノンボール・アダレイ(as)、デクスター・ゴードン(ts)、リー・モーガン(tp)・・・
といった錚々たる巨人たちの名前のオンパレード。
つまりはバリーさん自身がジャイアンツであり、生ける伝説。
若き日のジョン・コルトレーン(ts)やジョーヘンダーソン(ts)が
バリーさんの元に習いに行ったなんて話も、確かバリーさん自身がインタビューで語ってた。
今日は自分もジャズの歴史の中に立ち入れたような気分で寝ます。

百聞は一聴にしかず

2011年1月3日月曜日

新春の装い

ブログのデザインを大幅に変えました。
新春仕様ということで、初日の出の写真を背景にしてあります。期間限定。

この写真、実は僕が撮った本物の初日の出です。ただし、今年のではありません(笑)
おととし2009年に、茨城県の五浦海岸という場所に人生で初めて初日の出を見に行った時のものです。

「ごうら」と書いて「いづら」と読むこの海岸は、明治時代に岡倉天心が一時期住んでいた場所です。
なんでこんなマニアックなことを知ってるかと言えば、大学の卒論の題材が岡倉天心だったからです。
彼の生き方、並びに思想はかなりカッチョイイものでして、私は敬愛しております。
興味のある方は、彼の名著である「茶の本」、「東洋の理想」を読んでみてください。
どちらも素晴らしいです。

にしても、この背景、肝心のお日様がほとんど隠れて見えませんね・・・。

2011年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます

2011年が始まりました。

今年も去年と同じく、ジャムセッションをしながら年明けを迎えました。
昨年は渋谷kokoでしたが、今年は南与野jazzmalでアットホームな感じで年越しでした。
手料理がとてもおいしかったです。

帰りがけ、初日の出はまだ見えませんでしたが、そのかわり三日月がとても綺麗に見えました。
思わず写真を撮ろうと思いましたが、当然うまく写らなくてあきらめました。

さて、昨年は多方面で色々な方にお世話になり、本当にありがとうございました。
昨年一年の様々な経験を通して、自分がこれから何をすべきかがだいぶ見えてきました。
今年一年、精力的に活動して、飛躍の年となるように頑張ります。

今年もよろしくお願いいたします!