2012年8月18日土曜日

リーダーライブを続けてきて、いよいよ節目のラストステージ

当たり前ですが、最近いろんなことが終わりを迎え
まさに節目という感じです。

レギュラー出演と言う形で継続活動してきたお店でのライブが
今月頭にいくつか終わりました。
お越しいただいた沢山のお客さんに改めて感謝申し上げます。

まずは何と言っても南与野ジャズマルでの出演。
8/1の夜の部、8/3の昼の部がどちらも渡米前最後となりました。
夜の部は主にカルテットで、
昼の部はピアノとのデュオ&ボーカルとのトリオで
どちらの活動も1年以上にわたって毎月あるいは隔月のペースで続けてきました。
共演したメンバーの方にも最大限の感謝を表したいと思います。
そして、ずっと出演させて頂いた素晴らしいお店、
ジャズマルの店長とマスターにも本当に感謝しています。

ジャズマルでのライブだけではありませぬ。
武蔵浦和にあるとても美味しいイタリアンレストラン
サムシング・ベッラ・ジョイアでのライブもかれこれ1年近く続けてきました。
ずっと同じメンバーのギター&ベースとのトリオでやってきて、
8/8の最後は本当に最高に気持ちの良いライブになりました。
メンバーの2人、そしていつも最高にもてなして頂いたお店の方々にも感謝です。

皆さん、本当にありがとうございました!

こんなことを言うのもあれですが、
リーダーとしてこれだけの数のライブを、定期的にやり続けるのは
なかなか大変なことでした。
選曲やステージング、やりたい音楽のコンセプト、
(これらは、継続するからには深化させていかなきゃならない)
共演者とのコミュニケーションといった音楽面はもちろん、
集客のための広報活動も
ほぼすべてを自己の責任の下に運営していくのはとてもいい勉強になりました。

常に自分で考え行動しなきゃいけないという状況に
苦悩することもなくはなかったけど、
根底ではいつもそれをやりがいに感じて楽しんでいたように思います。

というより、苦心しているのは
いつも自分の音楽的な未熟さに対してなので、
プロならばそんなのは苦悩に入れてはいけないと考えています。
成長するために当然向き合わなきゃいけない、
一生つきまとうパートナーみたいなものだと思っています。
これからもこいつとはうまく付き合っていこうと思います。

さて、何か全て終わっちゃった感が出てますけど、
まだ最終ステージが残ってます!
一つの節目の集大成として良い音楽が出せればいいなと思います。
否が応でもいつも以上の気持ちが入りそうなので
むしろ肩の力を抜いて、リラックスして良い音楽に集中できれば。

◆8/19(日)
@池袋インディペンデンス http://jazz-independence.com/frameset.htm
17:30オープン/18:30スタート
チャージ2630円
【山中一毅(alto sax)カルテット】
二見勇気(piano)・大塚義将(bass)・西村匠平(drums)

ずっとこのメンバーでこの場所で1年以上やってきました。
前回も楽しすぎたし、今回もきっとすごいことになります。
※ただし・・・既に予約で満席です。本当にありがとうございます。
もしこれからお越しの場合は立ち見をお願いしますが、
立ち見もあまりスペースが残っていない状況です。
いずれにせよ、まだご予約頂いてない方でご来場をお考えの方は早めにご一報ください。

◆8/21(火)
@京都三条ブルーノート http://kyoto-bluenote.jp/index.html
19:00オープン/20:00スタート
チャージ2500円(学生1500円)
【山中一毅(alto sax)カルテット】
二見勇気(piano)・光岡尚紀(bass)・西村匠平(drums)

京都での学生時代からお世話になっている素晴らしいお店。
(注:東京やNYにあるブルーノートとは関係ありません)
小さなスペースですが、これぞジャズという店の雰囲気。
かつてはエルビン・ジョーンズやマル・ウォルドロンも演奏したという伝統店。
昨年3月以来となる今回の出演では、
前回共演した関西在住の素晴らしいベーシストと、
東京で共演を重ねた2人を連れて行きます。
これが渡米前、正真正銘最後のライブです。
※ただし・・・こちらも予約でかなり埋まってきていますので、
ご予約がまだの方は至急ご一報願います。

ご来場お待ちしております。

そう言えば・・・
昨日、3年間続けてきたバイトの最後の出勤日だった。
バイトの詳細はコンプライアンス上ここでは一切明言できないのだが、
このバイト経験でも日々成長してきたように思う。
とはいえ、達成感のような感慨よりも解放感の方が正直大きいなあ。
早く音楽に集中したいから。
ありがとうございました。

2012年7月26日木曜日

貞夫さんとフィルウッズと8月のライブ

7月に入ってから、
とても大切な2人の偉大な演奏家のライブを聴きました。
一人は渡辺貞夫さん。一人はフィル・ウッズ。
日米を代表する、世界的な2人のアルトサックス奏者。

僕がジャズを始めたのは大学に入ってからだが、
高校生の頃にほんのちょっとだけ聴いてはいた。ほんのちょっと。
で、そのほんのちょっと聴いていたのがこの2人だ。

貞夫さんを初めて聴いたのはライブでのこと。
高校の吹奏楽部の部活動が終わった後、
母親に半ば無理やり連れて行かれたような記憶がある。
興味はあったが、あまり知らなかったので
期待を抱いて出かけた感じではなかった。
実際、部活後の夜で、疲れて眠かった。
ライブが始まると、だだっ広いオーチャードホールで照明が落とされ、
眠気は頂点に達する。
くらくらしていたと思う。前の席に寄りかかって寝ようかと思ったほどだった。
しかし、いつの間にか眠気はとてつもない興奮に変わっていた。
目の前の光景が尊いものに変わっていて食い入るように見聴きしていた。
あのときの貞夫さんの音のインパクトは、今でも忘れていない。
それまで全く知らなかった世界から、脳天を突き刺すような衝撃と、それでいて心地よいと感じさせる音だった。いつまでも聴いていたいと思った。
しかもその日は貞夫さんの音楽生活50周年記念コンサートで、
海外から名だたる名手が集結していた。
当時はよく知らなかったが、今考えると物凄いメンツ。
ピーター・アースキンやロベン・フォードがいた。
海外のミュージシャンと笑顔でとにかく楽しそうに演奏し、
コミュニケートしている姿があまりにかっこよかった。
初めて見た人なのに強烈に憧れてしまった。
ライブ後あんなに放心状態になったのは後にも先にもない。

貞夫さんのライブを聴いてから、
ジャズに興味を持ち始めた僕は、
図書館でとりあえず自分と同じアルトサックスの演奏家のCDを探した。
そのころ借りて聴いたのが
フィル・ウッズの「ALIVE AND WELL IN PARIS」。
これまた強烈過ぎた。1曲目の1音目でやられた。
今に至る愛聴盤である。
あれ以来、ウッズの音というのは常に僕のどこかで鳴り続けている。
目指そうと思ったり、やめたり、離れようと思って、また必ず戻ってくる。
最近、久々このCDを聴いたら、やっぱり凄すぎた。
そして今月、生で2人の演奏を聴く機会に恵まれた。
今や貞夫さんは79歳、フィルウッズは80歳。

感動させていただきました。
相変わらずの音色と唄心。
衰えぬ探究心とか意欲とか、前面に出まくってました。
ギラギラしてました。少なくとも僕の目には輝いて見えました。
その姿を目に焼き付けておきました。
大尊敬して憧れる2人をこのタイミングで聴くことができて
本当に良かったです。


さて、8月のライブですが
大変ありがたいことに沢山のご予約を頂いております。
特に8/19(日)@池袋インディペンデンスは既に予約でほぼ満席状態で、恐縮ながら今後は立ち見の可能性が高いです。ご来場予定でまだご予約いただいていない場合は、早めに山中までご連絡ください

直近のライブは
◆8/3(金)
@南与野ジャズマル
19:00オープン/19:30スタート
チャージ1500円(+ミニマムオーダー1000円)
山中一毅(alto sax)カルテット
二見勇気(piano)
池尻洋史(bass)
田村陽介(drums)

レギュラー出演を続けてきた、私のホームグラウンド、
ジャズマルでの夜の部最後の出演です!
もちろん渡米前最後という意味です。
今回はベースに、
大活躍中の池尻“ロッシー”さんを新たに迎えてお送りします。
ずっとお世話になって一緒にやってきた田村さんとは今回が最後。
いつも通り気合い入れて、でも少しは肩の力も抜いて(笑)
オリジナルを中心に良い音楽をお届けしたいと思っています!

こちらはまだ残席ありますので、どうぞお早めにご予約ください。
何度でも言いますが、ジャズマルは本当に良いお店です
雰囲気◎、料理◎、お値段◎、至近距離からの臨場感◎」
なんと4拍子も揃ったお店です。
遠くからでも来る価値があるかと思います。
ぜひ!!お待ちしております。

たまには写真アップしよう!
前回の6/24@池袋インディペンデンス。
本当に最高のメンバーです。
次回8/19(日)も同メンバーです。お楽しみに!!

2012年6月28日木曜日

あっという間の6月が過ぎ、8月まで国内各所でライブします。

6月のライブが一通り終わりました。
多くのご来場ありがとうございました。

今月は刺激的な初共演もあれば、
継続活動してるバンドがとても良い状態になってきていたり、
充実という感じです。
残りのライブまでに
少しでも成長したい欲望が湧きまくっています。
ところで、渡米時期なんですが
結局8/25頃になりました。それまでは日本にいます。
お騒がせしてすみませんでした。
なので、急遽ライブ日程増やしました!

とりわけ
先日の池袋インディペンデンスでのライブは
立ち見続出の大入りでしたので、追加公演やっちゃいます!
お客さん、メンバー、マスターに心から感謝です。
8/19(日)@池袋インディペンデンス
ぜひ今から空けておいてください!
このバンド、やるたびに良くなってます。継続してきて良かった。
そして同じく8月、渡米直前ですが
京都でやります!
自分がジャズを始めた地で
学生時代からお世話になっている名店にて。
8/21(火)@京都ブルーノート
関西方面の方、ぜひ今から空けておいてください!

そしておなじみジャズマルでも出演予定つまってます。
ありがたい限りです。
ボーカル&デュオにレギュラーカルテット。
7月・8月、各1回づつ。
ジャズマルは本当にいいお店なので、
この機会にぜひ一度!

ところで最近、なんやかんやと忙しく
頭を使ってないなあと感じます。
考え事したり、読書したり、
音楽のイメージ膨らませたり、
曲ができたり・・・なんてことは
とても楽しいことですが
慌ただしい日々を送っているとなかなかできない。

渡米前にこういう時間も欲しいなあと思う今日この頃です。

ともかく、残りのライブぜひ聴きにいらしてください!

2012年6月17日日曜日

留学決定!!そして残り少ないライブにぜひ来てください!

このたびニューヨーク州立大学パーチェス校の大学院ジャズ科に合格しました!去年11月にオーディション音源の録音をしたのが始まりで、決定まで半年以上かかりました。長かった。。 色々とやきもきしたので、嬉しいというよりスッキリほっとしたって感じです。もちろん嬉しいですけど。

ここまで沢山の方にお世話になり、力を貸してもらい応援してもらい、感謝しております。ありがとうございました。
大学院なので2年間です。が、卒業後もしばらくはニューヨークにとどまろうと思っているので、いつまで向こうにいるかはまだわかりません。最低2年間は確実です。

で、今朝ポストに学校から書類(合格通知書)が無事届いておりました。
読んでみると、どうやら私は7月の半ばには渡米することになりそう。
予想していたよりも早すぎて、正直ゾッとしています。
まさしくホッとしたのもつかの間。
ものすごく慌ただしくなること必須です。ウエッ(吐)
9月入学にもかかわらず、なぜこの時期なのかと言うと
結局のところ、再受験したIELTSという英語試験の結果が
向こうの要求するミニマムスコアに届かなかったから。
語学は甘いもんじゃないですね。
つまり入学前の夏休み中に留学生向けの英語コースを現地で受講することが求められているのです。

ちなみに私のIELTSのスコアは全て9点満点中で
Overall: 6,0 (←before 6,0)
部門ごとは
Listening: 6,5 (←before 6,0)
Reading: 6,0 (←before 6,5)
Writing: 5,5 (←before 5,5)
Speaking: 5,5 (←before 5,0)
でした。求められていたのはOverallスコアで6.5以上。
とりあえず入学許可されたので良しとします。
英語はあとは向こうで頑張ることにします。

ところで(その1)
向こうの大学の入学までの仕組みは日本と全然違いました。
痛感したのは、提出物の多さと合格決定までにかかる時間の長さ。
・英文エッセイ
(これまでの人生で何を学んできたのか、入学して何を学びたいのか、将来何をしたいのか、を書く論文)
・推薦状3通
(師事した池田篤先生、レッスンを受けたJon Gordon先生、大学時代の卒論の指導教官である小倉紀蔵先生の3名に書いていただきました。心強い限りでした、ありがとうございました。)
・大学の卒業&成績証明書
・英語試験のスコア
・オーディション用の録音音源
(信頼するいつものメンバー、二見勇気君、大塚義将君、田村陽介さんと一緒に、いつもお世話になっている南与野ジャズマルで録音しました。ありがとうございました。)
を提出したのち、僕の場合は英語を再受験することになったので、決定まで随分長引いてしまった。州立の場合はどうやらこの辺りが私立よりも厳しいっぽい。チャンスを与えてくれてありがたかった反面、実に長かったというのが実感です。

ところで(その2)
なぜState University of New York, Purchase Collegeを選んだのか。
理由は主に以下の4つです。
①超魅力的な教授陣が揃っている
②ニューヨークにある
③少人数のジャズ科で日本人がいない
④私立より学費が抑えられる

何よりも①です。
サックスではJon GordonとSteve Wilsonという憧れのアルトプレイヤーが2人いてEric AlexanderとRalph Lalama(Vanguard Jazz Orchestraのテナー)もいます。他にもトランペットのJon Faddis、ピアノのHal Galper、Kevin Hays、ギターのJohn Abercrombie、ベースのScott Colley、ドラムのKenny Washington、John Rileyといった人たちが教えていて、すごく楽しみです。
②については州内であって市内ではないので、実際結構田舎です。
マンハッタンから特急電車で40分ほど。さほど便は悪くないし、静かな所で集中して勉強できそうです。ニューヨークに来た際はぜひご連絡ください。
③は不安はあるけど変に日本人同士でつるむのだけは勘弁だったので。
不便な環境に身を置いて英語も含めて鍛えたかった自分には、むしろ魅力的な条件でした。
④は説明不要。とはいえ、お金はすごくかかります。
現在申請している国内機関の奨学金が認定されれば多少負担は減りますが、いずれにせよこの歳になって両親に負担をかける(注:もちろん返済義務ありです)心苦しさはあります。そのあたりの自覚を持って海を渡ろうと思います。

いろいろ書き過ぎてしまいましたが、
一番伝えたいのはここからです↓
というわけで、来週日曜日は池袋でリーダーライブ!
これがおそらく渡米前都内でやる最後のライブになるでしょう。
お時間のある方絶対来てください!!お願いします。
6/24(日)
@池袋インディペンデンス
http://jazz-independence.com/frameset.htm
17:30オープン
18:30スタート
チャージ2100円
山中一毅(alto sax)カルテット
二見勇気(piano)
大塚義将(bass)
西村匠平(drums)

なじみのメンバーでオリジナルを中心に最高の演奏をお届けします。
予期していたよりも渡米が早まりそうで、残念ながら都内では最後になりそうです。
ぜひたくさんの方に聴いていただきたいです。
(注:そんなに広い場所ではないですが)
よろしくお願いします!!

2012年5月28日月曜日

6月前半のリーダーライブ

昨日、英語の試験が終わりました。
やれるだけのことはやったつもりですが、
やっぱり一朝一夕で身につくようなものではないと改めて実感。
結果が出るまで2週間、とりあえず待とうと思います。

さて、今週末から早速ライブがあります。
いつもながらどれもオススメ、後悔はさせません!

まずは金曜日。
●6/1(金)
@南与野ジャズマル http://saxyuq.com/jazzmal/
19:00オープン
19:30スタート
チャージ¥1500
山中一毅(alto sax)カルテット
朝田拓馬(guitar)
西川直人(organ)
永山洋輔(drums)

恒例のジャズマル、レギュラー出演日。
新編成のカルテットで挑みます!
この編成、学生の頃からずっとやりたかったんです。
ようやく実現したギターとオルガンの組み合わせ。
このサウンドが好きでして。
実にチャレンジングですが全員初共演のメンバー!
掛け値なしで最高のメンバーを揃えました。

そして日曜日。
●6/3(日)
@南与野ジャズマル
12:30オープン
13:00スタート
ノーチャージ(投げ銭歓迎!)
おかのひろみ(vocal)
山中一毅(alto sax)
二見勇気(piano)

こちらはもうお馴染みの、月一恒例ランチタイム。
ピアノとのデュオ、ボーカルを交えたトリオで盛り沢山。
厳選したスタンダードナンバーを気軽に楽しんでださい。
でも演奏は気合入ってますので。

さらに来週火曜日。
●6/5(火)
@三鷹ウナマス http://www.unamas.jp/
19:00オープン
20:00スタート
チャージ¥2500
山中一毅(alto sax)トリオ
中村真(piano)
中村新太郎(bass)

日本のトップミュージシャンとの念願の共演です!
これぞ本物の音だと思います。
真さんとはデュオ以来2回目。
デュオが凄く良かったので
今回はより一層のコミュニケーションが今から楽しみでなりません。
新太郎さんとは、初共演
真さんのトリオで弾かれているベーシストなので、
2人の息は抜群です。
大先輩の新太郎さんですが、NY時代の共演歴がその凄さを語ります。
Hank Jones, Cedar Walton, Kenny Barron, Jimmy Cobb,
Frank Wess, Woody Shaw, Kenny Garrett, Roy Hargrove・・・
凄すぎる・・・これ以上、説明するのも野暮ですね。
とにかく生で聴いてください!!

留学が決まれば、日本でライブができるのもあと3ヶ月(のはず)。
今まで通り一つ一つのライブを大事にしていきます。
お聴き逃しなく!!

2012年5月6日日曜日

留学への道筋と6月のおすすめライブ

ご無沙汰してしまいました。

最近、会う人会う人に留学の件はどうなったの?と聞かれるので
ブログ上で近況をちゃんと報告しておきま~す。

5月は久々ライブが1本もありません。
というのも、再び英語の勉強に集中しなきゃいけないからです。

今年の9月からアメリカでジャズを学ぶために留学するつもりなのですが、
出願した大学院の審査で、英語力の面だけがまだ基準に達しておらず、
今月末に英語の試験(IELTSというTOEFLみたいなやつ)を再受験します。

音楽オーディションやエッセイなど、その他の面は全てクリアしたので、
あとは英語だけ。とはいえこの英語がなかなか大変。
今年の1~2月にかけて3回受験し、9点満点のスコアで
4.5→5.0→6.0と順調にスコアは伸びてきてるのですが、
大学院側の最低ラインは6.5。
あと一歩なのですが、ここから先のスコアアップには一段と試練を要する。
しかしあと3週間、
我武者羅に(「がむしゃら」ってこんな字書くんか、確かにがむしゃらだわ)
やれることをやりきって臨みます!頑張ります。

さて、6月になったら
堰を切ったようにライブラッシュです!
楽しみなものばかりです。
特に
6/1(金)@南与野ジャズマル
6/5(火)@三鷹ウナマス
6/24(日)@池袋インディペンデンス
のリーダーライブ3本は非常にオススメです。非常にオススメです。

どれくらいオススメかは、また日が近づいたら詳しく書こうと思います。
ひとまずスケジュールを空けてお待ちいただければ嬉しいです。

ところで、どなたかイギリス人の知り合いがいる方いらっしゃいませんか?
あるいはアメリカ・オーストラリア・カナダ人でもいいです。
(試験の性質上イギリス人が一番理想なのですが)
英語圏のネイティブの人と、英語のスピーキング練習がしたいのです。
左記のメールアドレスにご連絡お待ちしてます!

2012年3月31日土曜日

リーダーライブの事後報告&来たるデュオライブ

先週は初めて3夜連続でライブがありました。
うち2つがリーダーライブ。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
しかしまたも写真を撮り忘れた…次こそは。

さて、今回コードレストリオを初めてやってみて、
自分に足りないものがまたいろいろと見えてきました。
録音を聴き直すと、この編成の良さとか可能性を感じました。
コードレスであるからこそ、あるいは3人しかいないからこそ
できることを追求したい。また挑戦したいと思ってます。
三鷹ウナマスは初出演でしたが、演奏しやすくて居心地のいい店でした。

翌日は、お馴染みジャズマルにてカルテット。
カルテットでのライブは去年の12月以来、久々でしたけど、
とても楽しくできました。同じメンバーで続けていくことの大事さを感じました。
飛び入りセッションもあったり、本当に楽しい夜でした。
録音聴いて課題がたくさん見つかったので、
少しづつ理想に近づけるように頑張ろうと思います。

最近思うのは、音色の重要性。
こんなこと昔からずっと思ってはいたことだけど、
ますますその思いが強まっている。そしてより具体化している。
自分の出す全ての音に対してイメージを強く持って、
自分の出している音色に対して意識的であるようにしたい。
と今は思っています。

3/22@三鷹ウナマス
w/大塚義将(ba)・西村匠平(dr)
<1st Set>
①Totem Pole's Nose (Kazuki Yamanaka)
②In Love in Vain (Jerome Kern)
③Body and Soul (John W. Green)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤Donna Lee (Charlie Parker)
<2nd Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②Beatrice (Sam Rivers)
③Invitation (Bronisław Kaper)
④Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤Cherokee (Ray Noble)

3/23@南与野ジャズマル
w/二見勇気(pf)・大塚義将(ba)・田村陽介(dr)
<1st Set>
①Totem Pole's Nose (Kazuki Yamanaka)
②Beatrice (Sam Rivers)
③Body and Soul (John W. Green)
④Alone With The Wind (Kazuki Yamanaka)
⑤Upper Manhattan Medical Group (Billy Strayhorn)
<2nd Set>
①Sad's Delight (Kazuki Yamanaka)
②The Sun Is Always The Most Gentle Man (Kazuki Yamanaka)
③Invitation (Bronisław Kaper)
④Traveler (Kazuki Yamanaka)
⑤Cherokee (Ray Noble)

明日から4月かあ、早い・・・。
明日は毎度おなじみ二見君とのデュオとおかのさんのボーカル。
お昼に気軽にジャズ聴きに来てください!!料理も美味しいよ。
●4/1(日) @南与野ジャズマル
with おかのひろみ(vocal)・二見勇気(piano)
12:30オープン/13:00スタート
ノーチャージ(投げ銭歓迎)

そして!

4/6(金)は僕の中で今一番すごいと思っているピアニスト、
中村真さんとデュオです。真さんに出会ったのは今年の1月ですが、
初めてその演奏を聴いたときの衝撃は本当に凄まじいものでした。
僕はこれまでにたくさんのピアニストの演奏を聴いてきましたが、
その中でも間違いなく最上級に素晴らしいピアニスト、いやアーティストです。
超オススメ!皆さんにぜひ聴いていただきたいです!!

●4/6(金) @南与野ジャズマル
with 中村真(piano)
19:00オープン/19:30スタート
チャージ1000円

中村真HP:http://makoppo081.web.fc2.com/

ジャズマルHP:http://saxyuq.com/jazzmal/
よろしくお願いします!

2012年3月8日木曜日

トリオやデュオ終了、もうすぐトリオやカルテット

昨日は武蔵浦和のサムシングで
ギター&ベースとのトリオ2回目でした。
聴いていただいた皆様に感謝です!

去年の10月以来でしたが、
今回はリハを一切やらずに挑みました。
その点で、難しい所もありましたけど(汗)
いい所ももちろんあったし
何よりこれから継続活動するにおいて、
発展していきそうな匂いがたくさんしましたよ。

今後は練習会感覚でリハを積んでいこうと策略中です。
曲の幅もどんどん増やして、
オリジナルも交えていくかもです。

今後可能な限り毎月やっていきますので、
ぜひとも応援よろしくお願いします。

3/6(火)  w/生島佳明&寺尾陽介
<1st Set>
①On Green Dolphin Street (Bronisław Kaper)
②Joy Spring (Clifford Brown)
③Over the Rainbow (Harold Arlen)
④Invitation (Bronisław Kaper)
⑤Cherokee (Ray Noble)
<2nd Set>
①This I Dig of You (Hank Mobley)
②Moon River (Henri Mancini)
③Body and Soul (John W. Green)
④Donna Lee (Charlie Parker)
⑤Alfie (Burt Bacharach)

せっかくなので、先日の二見君とのデュオ曲もアップしときます。

3/4(日)  w/二見勇気
①East of the Sun (Bronisław Kaper)
②In Walked Bud (Thelonious Monk)
③Compensation (Kenny Warner)
④I Hear a Rhapsody (G.Faros & D.Gasparre)
⑤Over the Rainbow (Harold Arlen)

オリジナルを中心にやってるカルテットライブとは違って、
デュオやトリオのときは、
スタンダードばっかりに焦点を当ててます。

こうなると、
やりたくてやれてなかった大好きな曲
できるようにしたい難曲
が必ず入ってきます。

デュオで初めて演奏したCompensationなんて
難しいけど超いい曲。ここ最近一番ツボに来た曲かも(笑)
でも全然知られていないはず。サドメルファンは知ってんのか…?
こういう隠れ名曲にもスポットを当てていきたい。

一方で、
ノーチャージだと初めてジャズ聴く人も多いから
そういう方でも必ず知ってるような曲もやってます。
これからもそれは続けるつもり。
こういう曲こそむしろ難しいです。

特にバラードのテーマメロディで聴かせるのはほんとに難しい。
最近痛感してます。

まあそれ以外にも課題はたくさんあるので
精進を続けていこうと思います。

今月後半は超オススメのライブが続きます!!

<山中一毅リーダーライブ2days!>

3/22(木)@三鷹ウナマス
コードレストリオに初挑戦!!
コードレスとはピアノやギターといったコード楽器のない編成。
(電話じゃないよ。。)
骨太とか男前とかマッチョとかそんな言葉の似合う編成だけど、
その一方でメロディの美しさとか力強さの際立つ編成だと思う。
強力なグルーブを醸し出してくれる同世代の二人とやります。
楽しみです!

3/23(金)@南与野ジャズマル
いつものメンバーで僕の活動の中心にあるカルテットでのライブ。
なんだかんだいってやっぱりワンホーンカルテット。
自分のジャズ表現の礎にしてる編成です。
メンバーは、僕の留学オーディション用の音源も録音した、
それくらい信頼してるメンバーたちです。
今回にむけてオリジナル新曲用意します!やらなきゃ(汗)

詳細は左上のLive Infoを見てください!
聴きに来てください!!
ぜひぜひぜひ!!!

2012年3月5日月曜日

ジャズのライブに対する最近の考、そして明日は武蔵浦和のイタリアンで

昨日のお昼のジャズマルに来ていただいた皆さん、
どうもありがとうございました!
お昼では初めて満席になって、嬉しい限りでした!

もっともっといい演奏を目指して頑張ります。

ところで、いい演奏を目指して日々精進するのは
ジャズマンとして当然のことだと思っているのですが、
最近はむしろ、ジャズマンであれば
もっと他のことにも目を向けて行動しないといけないんじゃないかと
考えています。

ジャズというのは普段聴いている人が少ない。
ライブに気軽に、かつ進んで足を運んでもらえるように、
そして、心から楽しんでもらうためには
様々な点で工夫が必要だと感じている。

選曲やMCといったステージング面はもちろんのこと。
これはいろんなライブにもっと足を運んで学ぼうと思う。
ジャズ以外のライブにもたまには行ってみようかな。

そして宣伝方法(集客方法)。
いくらツイッターやフェイスブックといった
ネット上での媒体が発達してるとはいえ、
これだけでは不十分なのは明らか。
もっと直に訴えていく方法を模索しないと。

それからライブのチャージや時間の設定。
ノーチャージというのはやっぱり足を運びやすいようだけど、
そればかりではミュージシャンは成り立たない。もちろんお店も。
昨日来てくれたあるお客さんは
「都心で夜遅くまでやって帰宅するとなると時間的にしんどい」
という率直な意見を言ってくれた。
確かにその通り。うーん、難しい。

もちろん上記のようなことを踏まえつつも、
それは迎合するという意味ではない。
ミュージシャンとしてやりたいことを表現する場がライブである以上、
そこにプライドを持って、
最高のものだと自ら信じることをやる。
そうでなきゃ、結局伝わらないのは明白である。

というわけで、自分の音楽的発展に対する取り組みを続けつつ
これらの難問に対しても、考えることを続けて、
行動を起こしていくようにしたい。
自分をどんどん改革していこうと思う。
今だからこそいろいろ実験できるはず。
自分なりにいくつかアイデアはあるのですが、
まだまだ具体性に欠ける部分が多々あります。
皆さんに何かアイデアというか意見があれば率直にお聞かせください。

というわけで、明日は武蔵浦和のイタリアンレストランで
「ノーチャージ」のライブです!
お気持ちを投げ銭ボックスへお願いします!!

●3/6(火)
@武蔵浦和サムシング・ベッラ・ジョイア
(JR「武蔵浦和駅」より徒歩2分)
HP:http://www.italian-something.co.jp/index.html
19:00スタート(2セットで21:30頃終演予定)
ノーチャージ(投げ銭大歓迎)
山中一毅(alto sax)
生島佳明(guitar)
寺尾陽介(bass)

浦和で評判のイタリアンレストランでスタンダード曲を演奏します。
僕らもまかないをいただくのですが、本当に美味しいですよ!
前回も平日夜にもかかわらず多くの客さんで盛り上がりました。
明日もよろしくお願いします!

2012年3月4日日曜日

今日は月一恒例ランチタイムジャズ

今日の夜、というか昨日の夜は
知り合いでアンデス音楽をやっている人のアンデス音楽のコンサートに
ゲスト出演してきました。
皆さん本当にアンデス音楽が好きなんだなあと、
これでもかってくらい伝わってくるコンサート&宴会でした。
聞けば、出演者だけじゃなくお客さんも
アンデス音楽をやっていたり好きな方が多かったそうで。
実に新鮮な夜でした。

そんな、ある意味完全アウェーの中で、ジャズしてきましたよ!
毎度おなじみ二見勇気君とのデュオです。
上々の反応で楽しかったです。
誘っていただいた平山さん、お客様、アンデスバンドの皆さん
ありがとうございました!

それにしても、二見君とはほんとに息があってきています。
デュオのみならず、僕のカルテットでもピアノを弾いてもらってる二見君。
かなりの頻度で共演しまくっているので、
互いの個性や手の内、音楽の好みなどだいぶわかってきた感じです。
今日も二見邸でデュオ練してきましたよ~。
明日もまた面白そうな曲が揃いました。

個人的には、1~2月にかけての英語漬け生活から解放され
(とはいえ毎日少しずつ続けてますよ!)
充実した練習ができています。
成長を感じる所もいろいろあって、自信を持てる部分が増えてきました。
もちろんまだまだなんですけど。
成長意欲を高く持ち続けて、しっかり練習していこうと思います。

というわけで今日のライブ、ぜひ聴きにいらしてください!!

●3/4(日)@南与野ジャズマル
(JR埼京線「南与野駅」より徒歩5分)
http://saxyuq.com/jazzmal/
12:30オープン
13:00スタート(~15:30頃)
ノーチャージ(投げ銭制)
※お食事代のみでお聴きいただけます。お気持ちをチップボックスへ。
おかのひろみ(vocal)
山中一毅(alto sax)
二見勇気(piano)

日曜のお昼、一緒に楽しく過ごしましょう!
お気軽に足を運んでみてください。
ジャズを初めて聴く人、ジャズが好きな人、音楽を聴く人聴かない人、
みんな大歓迎です!お待ちしております。

2012年2月19日日曜日

先週のランチタイムジャズ、主にデュオのこと

先週日曜日のお昼のジャズマルにお越しいただいた皆さん、
どうもありがとうございました!

今回からはボーカルのおかのひろみさんを交えて、
楽しいステージになったと思います。

歌伴でライブするのは初めてでした。
歌伴うまくなりたいという思いはずっと前から持っていたので、
こんなチャンスがもらえて幸いです。
唄の人のバックは難しい、でも楽しい。
もっと上手くできるように頑張ります。

そして、いつも通りのデュオのセットも1セットやりました。
こちらは続けてきた成果、そしてリハを重ねている成果が出てきていると思います。
実は二見君の家でひそひそ毎回リハを重ねているのです。

録音をじっくり聴き直しましたが、いい感じのアンサンブルになってきてるのは間違いないです。
お昼のジャズマルを続けながら、どこか都内で夜にやろうかと画策中です。
乞うご期待!

デュオの曲だけ書いておきます。
①Boplicity (Cleo Henry)
②Stablemates (Benny Golson)
③Guess I'll Hang Out of My Tears to Dry (Jule Styne)
④Bohemia After Dark (Oscar Pettiford)
⑤Upper Manhattan Medical Group (Billy Strayhorn)

いつも選曲は僕と二見君で半分ずつ持ってきます。
実は二見君が持ってきたSkylarkをてっきりやり忘れてしまった(笑)
ほんとは最後のUMMGの前にやるはずが、僕がMCで
「次が最後の曲になります」
とか言っちゃって。二見君は気づいてたらしいが何も言わずにやってくれた。
彼は、時間的にナイス判断を下した山中さんと思ったらしい。

ともかく、二人とも選曲にこだわるようにしている。
二見君の持ってきた③のバラードはいい曲で、知ってはいたけど初めてやった。
僕はJule Styneという作曲家が好きに違いない。
このブログ上でこの名前を何度か記したことがある。

ともかく、ぜひ一度このデュオを聴きに来てほしい。
次回は3/4(日)の南与野ジャズマルにて。都内でもいずれやりますよ!

2012年2月6日月曜日

今週末からようやく始動

今年初めての投稿です。
かなり今更ですが、
あけましておめでとうございます。

というのもこの1ヶ月半ほど、
英語の勉強に集中しておりました。
IELTSというTOEFLと並ぶ
英語圏の大学・大学院への進学を目指す非英語圏の留学生を対象とする
(まどろっこしい)
テストに向けて久々受験生風な生活を送っておりました。

昨日その試験がようやく終わり、やっと解放されました。
何せここ最近は楽器も吹かずに、籠りきりな日々を過ごしておりましたので、
終わった喜び(というか単なる解放感)もひとしおです。
結果が出るまでの2週間は少しドキドキですね。
しかしながら、
出願に向けてはまだいくつかやるべきことが残っているので
しっかり遂行したいと思います。

さて、今週末から今年のライブ活動が始まります。
昨年から続けているお昼のデュオが、
今年から日曜日に移動します!
毎月ノーチャージでお届けしますので、
ぜひ一度足をお運びください!!

しかも今年からは女性ボーカルを交えての楽しいステージになりますよ!

2/12(日)
@南与野ジャズマル
13:00~3セット
おかのひろみ(vo)
山中一毅(alto sax)
二見勇気(piano)



・ボーカルとピアノのデュオ
・サックスとピアノのデュオ
・全員でトリオ

いろんな編成でのんびりやってます。
夕方16時くらいまではやってるはずです。
しかも下記リンクの一番下についてる
クーポン券を印刷して持参いただければ
コーヒー1杯がタダです!
http://saxyuq.com/jazzmal/schedule.html
つまりホントにタダで聴くこともできます(笑)

ぜひ聴きにいらいてください!